世界の大学シリーズ68

ウエールズ大学(UMCM) 連合王国(英国)

写真
医学部附属病院正面入り口。大学内の標榜等は
すべて英語とウエールズ語の併記
文/写真・西 村 正 宏
(NISHIMURA, Masahiro)
大学院医歯薬学総合研究科
顎口腔頚部医科学講座
(補綴学研究室)助手
歯学部附属病院と研究棟。規模から建物の色まで?
広大歯学部と似ています。
Basic Dental Scienceのスタッフと共に
(筆者前列右から2人目)

 ウエールズ大学歯学部は、6つの広大なキャンパスを持つウエールズ大学の中の医歯薬系の集合体であるUWCM(University of Wales College of Medicine)にあって、ウエールズの首都Cardiff(カーディフ)に位置します。大学内も市街地同様、いまだにウエールズ語と英語が公用語になっています。当歯学部はウエールズ地方唯一であり、講座は10年前に統廃合が進んだために実質的に4つの大講座に分かれています。私の留学した講座では、ティータイムには皆が集まり、5時過ぎには帰宅して家族を大切にし、スポーツや趣味を楽しむ一方で、皆がきっちりと業績をあげており、充実した時間の使い方と人生に対する余裕の気持ちを持っている点など、多くのことを学ばせてもらいました。

ウエールズ大学のホームページ http://www.wales.ac.uk/

UWCMのホームページ http://www.uwcm.ac.uk/


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