学生リポーター通信・第二回
山中食堂がかえってきた!

 二代目経営者が店をたたんでから約一年間閉鎖していた、寮のすぐそばの山中食堂が、三度目のオープンを迎えました。もともと約二十年前にオープンした山中食堂ですが、今回はじめて生協が入ったそうです。近頃、こんな内容の会話が校内で飛び交っているとか…。

左奥はサラダバーから、
右奥はホットバーから
A:山中食堂って知ってる?
B:あ、寮の近くにあるんでしょう。
  最近再オープンしたってポスターでみたよ。
A:私、この間、行ったんだよね。すごく雰囲気がよかったよ。
B:どんな感じ?
A:一言でいえば、アットホーム。食堂自体がそんなに大きくないし、混んでないし、何より、入り口のドアを開けると、おばちゃんが「おかえりーっ!」って迎えてくれるのがうれしかったなあ。あと、テレビもあるし、ついつい長居してしまったよ。
B:へえ。メニューはほかの食堂と同じ?
A:サラダバーとホットバーというのがあって好きなものを自分で選べるんだよ。ホットバーでは唐揚げとかを一つからとれるから、安くて、一度にいろんなものを楽しめるよ。
B:よし、私も行こう。
A:あと、お菓子やアイス、なんとお酒まで見つけてしまった!
B:すごい!! ミニ宴会ができるかも!

 話題になっている山中食堂。生協の方は、「ただいま!」といって入ってくる常連さんを期待しているそうです。営業時間は十八時から二十二時(オーダーストップ二十一時半)。図書館に閉館ぎりぎりまでいても大丈夫ですね。ひとり暮らしに寂しくなったらおばちゃんの「おかえりー」を求めて出かけたくなる、そんな食堂のようです。

学生リポーター
上岡紗野香(総合科学部一年)

*このコーナーでは、学生が小耳にはさんだ話題を学生の視点でお伝えします。



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