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「やさしさ〜レスコンで最高賞を受賞」
 
 「第3回レスキューロボットコンテスト」が、8月2〜3日に大阪で開催され、教育学部技術・情報教育学講座の学生有志によるチームが、最も栄えある「レスキュー工学大賞」を受賞しました。本コンテストは、被災者に見立てたダミー人形を、複数のロボットを遠隔操作することにより、倒壊した家屋の中から救出する競技で、阪神・淡路大震災をきっかけに始められました。その際、ダミー人形に取り付けられたセンサーによる肉体的なダメージの大きさと、救助・搬送に要した時間から算出されるポイントを競います。広島大学チームは、山本透助教授の指導のもと、本コンテストと技術教育との関連性に着目し、「人のためになるものづくり」をモットーに3年連続で出場してきました。本コンテストにおいても、ダミー人形を宙吊りにしないなど、精神的なダメージへの配慮に基づいてロボットを製作し、このコンセプトが高く評価されての受賞となりました。
(教育学研究科博士課程後期2年 徳田 誠)
広大フォーラム2003年10月号 目次に戻る