広大フォーラム2003年10月号

□平和を希求する精神
□新たなる知の創造
□豊かな人間性を培う教育
□地域社会・国際社会との共存　
□絶えざる自己変革

国立大学法人化前夜
	■国立大学法人法の基礎知識　……平野敏彦 ■法人化後の財務・会計制度について　……阪口　要 ■法人化後の人事制度について　……辻　秀典 ■労働安全衛生法への対応を中心とした　　安全衛生管理に関する取り組み　……西嶋　渉

	■副学長就任に臨んで　……大濱絋三 ■マレーシア科学大学　―我が国との交流の将来　……宇高雄志 ■平和メッセージ発信事業とひろしま平和科学コンソーシアム　……中山修一 ■21世紀COEプログラム ■王者奪還　……寺尾泰昭

	■開かれた学問(96) 　＜外＞からの評価にたえる「国際理解教育」を求めて　……井上星児 ■発明・特許紹介　石油化学バイオプロセス開発のための有機溶媒耐性細菌の分離とその遺伝子組換え系の構築　……加藤純一 ■留学生の眼(96) 　日本語と努力　～留学生へのメッセージ～　……コトワ，タチアナ ■同窓会からのお知らせ　ルビコンを渡った同窓会関東支部　～人衆ければ、即ち狼を食らう～　……中本　至　広島大学第21回生卒業30周年記念祝賀会開催　……原田耕一

東広島散歩	あなたも東広島のまちを
	歩いてみませんか

諏訪神社
（写真・総合科学部２年　江藤龍弥）

閑さや　岩にしみ入る　蝉の声。この句は松尾芭蕉が山形の立石寺を訪れた時に詠んだものですが、諏訪神社の私の第一印象はまさしくこれでした。

　西条東の住宅と田んぼに囲まれた諏訪神社は古くに信州（長野県）諏訪の諏訪大明神・建南方命（タケミナカタノミコト）を分祀し、のちに宇佐八幡宮の祭神・邑陀和気命（ホンダワケノミコト）を合祀して、諏訪八幡宮と号す神様を祭った神社で、和同４年（714年）当時、その構造は最も巧みであったといわれています。そして、その境内には多くの石造物があります。また神社の敷地内にはたくさんの木が植えられていて訪れる人々にやさしい木陰と心休まる時間を提供してくれます。

　諏訪神社の祭日は８月15日だそうで残念ながら今年は終わってしまいましたが、西条駅周辺に位置するこの神社、そう遠くはないと思います。芭蕉になった気分で歩いてみてはいかがでしょうか。慌ただしく、目まぐるしくすぎていく日常が嘘みたいに感じられるのではないでしょうか。

（教育学部１年　藤本瑞穂）

ニューズ・ダイジェスト

評議会だより
第45次南極観測隊長に本学理学研究科植物教室出身者
高円宮妃殿下ご臨席のもと、福井康人助手
　「第17回独創性を拓く　先端技術大賞・審査委員長特別賞」を受賞
体育会自動車部　全日本学生ダートトライアル選手権大会において
　８年ぶり２回目の団体優勝！
広島大学原爆死没者追悼式を挙行
 法科大学院適性試験を実施