第37回評議会
平成15年7月15日(火) 15時5分〜17時31分
☆議 事
1.副学長候補者の指名について
平成十五年十月から副学長一名(社会貢献担当)の増員が認められたことに伴い、その候補者として大濱紘三・大学院医歯薬学総合研究科教授を指名すると学長から提案があり、承認された。発令日は十月一日、任期は二年であるが、その終期については、法人化の際、見直しが行われる予定。
2.組織部会Bのメンバー構成について
外国語教育研究センター(仮称)設置構想を検討するに当たり、組織部会Bのメンバーに堀越孝雄・総合科学部長を追加したいと学長から提案があり、承認された。
3.広島大学医学部・歯学部附属病院組織規程の制定について
平成十五年十月から、医学部附属病院と歯学部附属病院が統合されることに伴い、その管理運営等について規程を整備する必要があるため、標記規程を制定したいと学長から提案があり、承認された。
4.広島大学医学部・歯学部附属病院長候補者選考規程の制定について
議事三に伴い、標記規程を制定したいと学長から提案があり、出席者の三分の二以上の同意により決議された。
5.広島大学の教員の任期に関する規程の改正について
議事三に伴い、医学部・歯学部附属病院の任期制の導入等について、標記規程の別表を改正したいと学長から提案があり、承認された。
6.広島大学宇宙科学センター設置構想について
国立天文台の一・五m赤外シミュレーター(望遠鏡)を移管・移設し(設置場所は国立天文台岡山天体物理観測所内)、本学が宇宙・天文研究・教育の拠点として発展するため、標記センターの構想を取りまとめたと学長から提案があり、承認された。これに伴い、センター設置構想を中期計画に盛り込むとともに、設立準備委員会を設置し、センター設立に向けて準備を進めることとなった。
7.法人化後の運営組織等について
法人化後の大学運営の基本的な考え方について、まず、学長が、報告事項一として添付された「大学運営の基本方針について」を読み上げ、法人化後の運営組織及び各種制度がこれに則って構築されるべきことを述べ、各検討グループ等もこの方針に則って検討を進めるべきことを確認した。この中では、基本的考え方として「一 トップマネジメント体制の整備、二 下部組織の活性化、三 全構成員によるビジョンの共有、情報の共有」の三方針が立てられている。
次いで「運営組織の基本設計について」(「広島大学組織図(概略図)(案)」、「現行全学委員会等の移行表(案)」を含む)、「人事制度構築の基本方針(概要)について」(「平成十六年度における教員の人員配分について(案)」を含む)、「財務・会計制度の基本方針(概要)について」の三件について、学長から説明があり、質疑応答の後、この方向で準備作業を進めることが承認された。
8.国立大学法人設立準備会議委員の追加について
国立大学法人の設立準備に万全を期すため、宮澤副学長(情報担当)と里副学長(研究担当)、及び於保幸正・総合科学部教授(運営組織検討グループ(教育室グループ代表))の三名を新たに委員に加えたいと学長から提案があり、承認された。
9.本学の入試改革の具体的方策等について
評議会の下に設置されている入試改革部会(座長:高橋副学長)の検討結果が、「広島大学の入試改革の方向性について」として最終的に取りまとめられたと学長から提案があり、高橋副学長から内容説明があった。本検討結果は、各部局に持ち帰りのうえ検討して、次回評議会で諮ることとなった。
10.知的財産社会創造センター(仮称)設立準備委員会の設置について(追加議事)
文部科学省が公募していた「大学知的財産本部整備事業」について、本学が採択された旨の連絡が本日(七月十五日)あった。ついては、全学的な体制で速やかに設置準備作業を推進する体制を構築する必要があるので、知的財産本部(知的財産社会創造センター(仮称))の設立準備委員会を設置したいと学長から提案があり、承認された。なお、準備委員会の委員長は里副学長、その他の構成員については学長に一任することとなった。
☆報告事項
○国立大学長・大学共同利用機関長等会議等について
七月十四日に行われた標記会議、及びそれに先だって行われた国立大学協会理事会と臨時総会における議事のうち、主として国立大学法人化関係の部分を中心に、学長から報告があった。
1.大学運営の基本方針について
議事七の補充説明資料。
2.平成十五年度広島大学特別研究員の募集について
競争的資金に係る間接経費(全学の共通分)による標記特別研究員を二名程度募集する件について、内田財政部会座長から報告があった。
3.平成十五年度前期「広島大学研究支援金」による支援プロジェクトの募集について
標記支援プロジェクト?文・理ジョイントプロジェクト及び?広島大学特定課題プロジェクトを募集する件について、利島文・理ジョイントプロジェクト審査委員会委員長から報告があった。
4.八月の評議会について
八月の定例評議会は例年休止しているが、中期目標・中期計画を諮るために、開催する予定である旨、学長から報告があった。(中期目標・中期計画の文部科学省提出が九月末とされたため、評議会は開催されなかった。)
5.前回評議会以降の主な行事及び今後の予定について学長から報告があった。
6.知的財産本部について
議事十の補充説明資料。
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