フラスコで培養したところ
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β―カロテンやアスタキサンチンなどのカロテノイド色素でした。
特にアスタキサンチンは、生活習慣病やガンなどの原因になると考えられている活性酸素を除去する作用が極めて高く、「二十世紀最強の抗酸化物質」と呼ばれています。事実、DHAと同様に、様々な疾患に対する抑制効果があることが認められ、最近では、アスタキサンチンを含む飲料も販売されています。また、DHAが酸化されやすいことから、アスタキサンチンの共存による保護効果も期待されます。
それぞれ単独で一世を風靡したDHAとアスタキサンチン。これらを同時につくる微生物で新たな食品の開発をめざしています。