文・北村 充
(KITAMURA, Mitsuru) 学生関係データオンライン化WG座長 (大学院工学研究科教授) |
みなさんの入学後の大事な手続きとして、履修登録があります。広島大学内のパソコン、またはネットワークに接続された自宅のパソコンにより、受講する授業を登録します。これが「もみじ」との最初の出会いになるでしょう。「もみじ」は、履修科目や成績などの教務関係情報、所属や住所などの学籍関係情報、進路希望や求人などの就職関係情報を管理・利用するためのコンピュータシステムです。「もみじ」は?広島?をイメージさせるキーワードですが、?もっと、みぢかな、じょうほう?システムという意味も持って命名されました。
みなさんや教官、事務官により入力された情報はデータベースに貯えられ、教育支援のために利用されます。みなさんの履修登録により教官や事務官は誰がどの授業を履修しているかを把握できます。学期終了時には、教官は担当科目の成績を入力し、みなさんは「もみじ」にアクセスすることにより、履修した授業の成績を確認します。
今年度の夏頃に、電子掲示板システムが稼動します。電子掲示板とは、「もみじ」を介して、掲示情報を入力・閲覧するシステムです。現在は、紙により掲示されている連絡事項も、近い将来には電子掲示板に代わることになるでしょう。
「もみじ」はみなさんの重要な個人情報を扱っていますが、個人情報保護に関しては十分な配慮を行っており、必要な情報を必要な教官・事務官のみが閲覧できるようにしています。様々なセキュリティー対策を施してありますが、みなさんの協力も必要です。ユーザーIDとパスワードにより本人であることを確認していますが、そのパスワードがもれていたらどうしようもありません。パスワードは他人に知られないように十分に気を付けてください。