評議会だより



第33回評議会

 平成15年3月18日(火) 15時5分〜18時25分

☆議 事
1 平成15年度教育研究基盤校費等の配分案について、学長から提案され、茂里財政部会座長から説明があり、承認された。
2 副学長候補者の指名について、学長から提案・説明があり、情報・広報担当副学長として大学院生物圏科学研究科の宮澤啓輔教授が承認された。任期は二年だが、その終期については法人化の際、改めて見直しが行われる予定である。なお、本副学長は附属図書館長を兼務する。
3 広島大学評議会の評議員の選出に関する申し合せの改正について、現評議員である放射光科学研究センター長が平成15年4月から部局選出の評議員を兼ねるため「広島大学評議会の評議員の選出に関する申し合わせ」を変更するという提案が学長からあり、承認された。新しい申し合わせに基づいて新評議員として「自然科学研究支援開発センター長」が選任された。
4 広島大学放射光科学研究センター規程の改正について、学長から提案・説明があり、同センターに顧問を置くことができる旨の規程追加が承認された。
5 教官にかかわる懲戒の審査について、大学院理学研究科教官にかかわる懲戒の審査会の審査結果が報告され、当該教官の処分の内容が承認された。 当該教官には、「審査事由説明書」が交付され、その後14日間の陳述期間が与えられる。(なお、本議事については、第33回評議会のすべての議事ならびに報告事項が終了した時点で、すべてのオブザーバー委員は退室を求められたので、その内容については他の資料により補った。)
6 名誉教授の選考について、大学院工学研究科から申請のあった茂里一紘教授への名誉教授の称号の授与について、学長から提案があり、承認された。
7 広島大学の教員の任期に関する規程の改正について、任期制を導入する部局が新たに決定したための規程改正が学長から提案され、人事課長から説明があり、承認された。

☆報告事項
1 学長補佐の指名について、「広島大学学長補佐規程」に基づき、IT(情報技術)に関する調査・検討業務担当学長補佐として大学院社会科学研究科マネジメント専攻の椿康和教授、および社会貢献に関する調査・検討業務担当学長補佐として大学情報サービス室の馬場榮一教授を指名した旨の報告が学長からあり、承認された。
2 中期目標等について、学長および副学長から、中期目標・中期計画(学内用の「文部科学省提出用の準備版」の提示説明があった。また、大学の基本的な教育研究組織(学部、研究科、原爆放射線医科学研究所、放射光科学研究センターなど) ごとに、教育研究の質の向上に関する具体的中期目標・中期計画を記載した「参考資料」(A4版約五頁)に関する説明があった。中期目標・中期計画に関する疑問点は、独立行政法人化対策会議のホームページ「広島大学独立行政法人化対策会議へのコメントボード」に登載して下さいとの要請があった。「文部科学省提出用の準備版」と中期計画二次案に対する意見および参考資料提出期限は4月15日(火)。なお、中期計画三次案(最終版)は6月に完成させる予定である。
3 教育プログラム制導入に関する答申について、茂里教育プログラム開発準備部会座長から報告があり、承認された。
4 国際戦略について、広島大学の国際戦略に関する報告が、学長および二宮国際戦略検討WG座長からあり、承認された。この報告を中期目標・中期計画にも反映させていきたいとのことである。
5 広島大学学校教育学部長選考内規を廃止する内規及び広島大学学校教育学部長の選考に関する申合せの制定について、学長および田中学校教育学部長から報告があり、承認された。
6 組織部会A(大学院の整備)の検討状況について、前川副学長(組織部会A座長) より報告があり、持ち帰り審議となった。
7 組織部会B(研究所・学内共同教育研究施設等の整備)の検討状況について、山副学長(組織部会B座長)から報告があり、持ち帰り審議となった。
8 平成14年度プロジェクト研究センターについて、学長から、応募のあった65件の中から41件の平成14年度プロジェクト研究センターが採択されたという報告があった。
9 平成15年度大学訪問及び模擬授業等について、前川副学長から報告があった。
10 学術後援会の開催について、学長から本学と交流協定を結んでいる首都師範大学から副学長劉利民先生を招聘して3月28日に学術後援会を開催する旨の報告があった。
11 学長から前回評議会以降の主な行事及び今後の予定について報告があった。
12 学長から各賞受賞などの報告があった。
(平成14年度広報委員会委員長 渡邉 洵)

第34回評議会

 平成15年4月15日(火) 15時4分〜16時48分

新副学長の紹介
 宮澤啓輔(副学長・情報・広報担当)
新メンバーの紹介
岸田裕之(文学研究科教授)、菊地義弘(教務委員会委員長)、森川弘道(学生生活委員会委員長)、浮田三郎(国際交流委員会委員長)、吉原正治(情報通信・メディア委員会委員長)、羽田貴史(評価委員会委員長)、有本章(高等教育研究開発センター長)、藤井博信(自然科学研究支援開発センター長)
所属の変更
吉原達也(法学部教授)、里勝利(理学研究科長)、谷口雅樹(理学研究科教授)
新学長補佐の紹介
馬場榮一(大学情報サービス室長・社会貢献担当)
新オブザーバーの紹介
中田高(学長補佐・文学研究科教授)、椿康和(学長補佐・社会科学研究科教授)、平野敏彦(広報委員会委員長・法学部教授)
事務局等新任局長等の紹介
事務局長 塩谷幾雄(前愛媛大学事務局長)、経理部長 番匠修(前熊本大学経理部長)、学生部長 米今明彦(前高知大学学生部長)、総務部総務課長 宮崎正人(前京都大学研究協力部研究協力課長)、総務部人事課長 松本勤(前宮崎大学総務部人事課長)、学生部就職課長 仕名野順男(前徳島大学学務部教務課長)、学生部入試課長 細木健二(前神戸商船大学入学主幹)、学生部留学生課長 吉田規雄(前埼玉大学学生部留学生課長)、施設部企画課長 藤原末男(前佐賀医科大学業務部施設課長)

☆議 事
 冒頭で学長の提案により、オブザーバーを除く正規の評議会の構成員のみで議事3を最初に審議することとなり、学長補佐・広報委員長等は退室し、議事3の審議終了後、休憩をはさみ、再び入室した。
1 国立大学法人設立準備会議の設置について、従来の「独立行政法人化対策会議」(座長・山副学長)を衣替えし、「国立大学法人設立準備会議」(座長・牟田学長)を評議会の部会として設置することについて、学長から提案・説明があり承認された。
2 部会のメンバー構成について、評議員の交替等に伴い必要となった、組織部会A、組織部会B、財政部会、入試改革部会のメンバー構成の見直しについて学長から提案・説明があり、承認された。また、人事部会、独立行政法人化対策会議、教育プログラム開発準備部会は廃止することになった。
3 教官にかかわる懲戒の審査について、当該教官(個人名は公表しない)を懲戒処分「三月間の停職」とする。(配付資料による。)

☆報告事項
1 広島大学自然科学研究支援開発センター教員選考基準細則の制定について、藤井センター長から報告があり、了承された。
2 広島大学評価報告書(平成14年度着手分)について、各部会の評価報告書を「広島大学評価報告書―個性輝く質の高い大学をめざして―」としてとりまとめた旨、羽田評価委員会委員長から報告があった。この報告書はホームページで公開するとともに、冊子体でも配布することになっている。
3 平成十四年度後期「広島大学研究支援金」の採択研究課題等について、「文・理ジョイントプロジェクト」2件(応募四件)及び「広島大学特定課題プロジェクト」10件(応募14件)の採択研究課題が、利島文・理ジョイントプロジェクト審査委員長から報告された。
4 入試改革部会の中間まとめ(平成18年度からの新入学制度と入学センターの設置等)について、前川副学長から報告があった。
5 学生情報システム「もみじ」による履修登録について、一・二年次生の履修登録が順調である旨、前川副学長から報告があった。
6 前回評議会以降の主な行事及び今後の予定、並びに各種表彰等の受賞者について報告があった。

(平成15年度広報委員会委員長 平野 敏彦)




ニューズ・ダイジェスト に戻る


広大フォーラム2003年6月号 目次に戻る