第六回教育研究評議会 平成16年7月20日(火) 13時35分〜16時50分 ☆議 事 一 「広島大学医療社会連携センター規則」の制定等について〔学長提案、弓削理事・副学長(医療社会連携センター設立準備会議座長)説明〕 標記センターの「規則」の制定と、それに伴う「広島大学学則」および「広島大学社会連携推進機構規則」の一部改正案が示され、審議の結果、了承された。 二 「広島大学留学生センター規則」の改正について〔吉里理事・副学長(研究・国際担当)提案、多和田留学生センター長説明〕 国際交流委員会のもとに置かれていた「日韓共同理工系学部留学生事業実施部会」を、留学生センター運営委員会のもとに置く旨の、標記「規則」改正案が示され、審議の結果、了承された。 三 国立大学法人広島大学における評価方法の立案検討手順について〔学長提案、羽田評価委員会委員長説明〕 評価委員会による標記「検討手順」が示され、審議の結果、了承された。なお、「検討手順」は次の五項目について示された。 (一)教育活動状況データベースの改善について (二)教員評価制度の検討について (三)中期目標・中期計画の評価方法及び経営指標について (四)評価に関する情報公開及び人材開発について、 (五)認証評価への対応について 四 TOEIC(R) IP試験成績の公表について〔学長提案、高橋理事・副学長(教育・学生担当)説明〕 群別スコアおよび度数分布を外国語教育研究センターのホームページに公表することについて説明があり、審議の結果、了承された。 五 (東広島)総合研究実験棟共用スペースの使用者決定について〔前川理事・副学長(財務担当)提案・説明〕 応募があった二チームについて、審査のうえ両チームを使用者としたい旨の説明があり、審議の結果、了承された。 六 名誉教授の選考について〔学長提案、松本人事課長説明〕 八月二十日付けで退職予定の佐藤敏生教授(理)への名誉教授称号授与について、投票の結果、了承された。なお、今回から開票の立ち会いが廃止された。 ※(追加議事)教員の人事について〔本件は報告の後に審議。その前にオブザーバーは退席したため、内容は不明。〕 ☆報告事項 一 平成十六年度当初予算について〔前川理事・副学長報告〕 六月二十九日開催の経営協議会と役員会において決定され、同日付けで各部局等へ配分された。なお、補正予算は、十一月を目途に編成される予定。また、予算に関して質問・意見が多く出されたため、学長から予算編成上の考え方の説明があり、本配分方式は平成十八年度からの本格的な競争的環境に備えたものであるが、今年度に関しては部局等の意見を聞き、対処したいとのことであった。さらに、担当副学長が各部局の予算状況を聞いてまわることになっている。 二 平成十七年度概算要求事項について〔前川理事・副学長報告〕 六月二十九日開催の経営協議会と役員会において決定され、七月五日付けで文部科学省へ要求書が提出された(計三十七件)。 三 学長選考会議規則の制定等について〔塩谷理事・副学長(人事・総務担当)報告〕 六月二十九日開催の第一回学長選考会議の議事内容の説明があった。 (一)委員は、経営協議会外部委員からの今中・大南・小笠原・椎木・高須の五氏と教育研究評議会からの井内・中原・谷口・岡田・有本の五氏の計十名で、議長は大南氏が選出された。 (二)広島大学学長選考会議規則が制定された。 (三)学長の任期は四年、再任は二年で計八年を超えないこと、任期の終期は三月三十一日(年度末)。 (次回は九月開催予定) 四 広島大学スポーツ科学センター設置構想について〔学長及び楠戸スポーツ健康科学教育センター(仮称)設置構想検討WG座長報告〕 標記WGからの答申の説明があり、学長から、学術室の下にスポーツ科学センター設立準備会議を設けて教員の人事等の重要事項を審議すること、さらに「広島大学スポーツ科学研究科(仮称)」設置構想を検討する組織を大学運営戦略会議大学院将来構想検討WGの下に設置して検討を進めることの説明があった。 五 平成十六年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の学内公募について〔高橋理事・副学長報告〕 七件の応募のうち、審査により三件を選考し、文部科学省締切日の七月二十三日に向け、申請案を作成中である旨の説明があった。 六 教育プログラムについて〔高橋理事・副学長報告〕 平成十八年度導入予定の教育プログラムの説明会が、八月二日(月)に開催される。なお、本件への質疑の過程で、教員削減定員について『誤解』が大きいことが問題となり、このため、吉里理事・副学長から七月中に教員定員に関する統一見解が出されることになった。 七 平成十八年度広島大学AO選抜(総合評価方式)の実施計画(骨子)について〔高橋理事・副学長(入学センター長)報告〕 オープンキャンパス(八月四・五日)でAO選抜の全体像を高校生等に示す必要があること、対象別評価方式とフェニックス方式については部局に実施を確認した上で公表すること、詳細については十二月の本会議に報告すること等の説明があった。 八 平成十七年度入学者選抜に係る健康診断精密検査委員の選出について〔高橋理事・副学長(入学センター長)報告〕 医学部長からの推薦に基づき、委員長及び委員計八名が指名された旨の説明があった。 九 第三十六回IDE大学セミナーの実施について〔学長報告〕 八月二十四日(火)、二十五日(水)に広島ガーデンパレスで、「大学教育の質的保証を考える―FDと評価システム―」をテーマに開催する旨の説明があった。 十 全学安全衛生委員会からのお願いについて〔前川理事・副学長(全学安全衛生委員会委員長)説明〕 標記委員会への協力、とくに衛生管理者等による巡視(週一回程度)についての構成員の理解と協力が強く要請された。 十一 規則の制定改廃について〔塩谷理事・副学長説明〕 手続きの仕方について説明があった。また、労働組合による時間外労働に関しての労働基準監督署への『告発』について、経緯の説明があった。学長から、一〜二年かけて理想状態へ向けてのプランニングを行いたいこと、戦略会議の下にWGを作って検討すること、などの意見表明があった。 十二 八月の教育研究評議会について〔学長報告〕 通常の評議会は開催されない。 ☆資料配付による報告(説明は省略されたもの) 一 平成十六年度TOEIC(R)IP試験実施状況(成績)及び第二回TOEIC(R)IP試験について〔外国語教育研究センター〕 本年度第一回(五月十五日)の成績報告および本年度第二回(二月十一日)の実施予定に対する協力依頼。 二 各種表彰等の受賞者について〔総務部〕 計十件。 三 前回の評議会以降の主な行事及び今後の予定〔総務部〕 四 広島大学評価報告書―転換期における現状とビジョンの共有を目指して〔評価委員会(平成十五年度)〕 A4サイズ二百九十四頁の冊子(平成十六年三月) (広報委員会委員長 福岡正人) |