教育研究評議会だよりを読む

7/26,27      情報化推進部
 UIコンセプトブック「広島大学をかえる七つの視点」の配布趣旨説明会を開催

コンセプトブック
 本学のUI(ユニバーシティ・アイデンティティ)活動の一環として作成されたコンセプトブック「広島大学をかえる七つの視点」の配布趣旨説明会が、七月二十六日(月)、二十七日(火)に東広島キャンパスおよび霞キャンパスで開催され、教職員約二百人が参加しました。
 「広島大学をかえる七つの視点」は、構成員一人ひとりが今までの活動を振り返り、これからの広島大学のあり方と各自の仕事との関わりについて考えることをねらいとして作成されたもので、教職員全員に配布されています。
 説明会では、牟田学長から「広島大学のアイデンティティ戦略」と題して本学の長期ビジョンにおけるこの戦略の位置づけについて講話があり、その後、コンセプトブック作成の中心的存在であるHIP(広島大学ユニバーシティ・アイデンティティ・プロジェクト)の岩田光晴助教授(入学センター)から、その趣旨と、コンセプトブックをきっかけに様々な形で学内構成員の意見の交流を図りたい旨説明がありました。

7/27      国際部
 国際協力銀行と協力協定を締結

握手する吉里副学長(左)と丹呉理事
 本学と国際協力銀行(東京都千代田区)は、本学の海外での教育、研究の蓄積や人材を円借款業務において活用し、両者共同で知識と実務の有機的な結合を進めることにより、アジアを中心とする世界にとって重要な海外協力分野における諸課題に対する解決策の提供と国際社会に貢献できるリーダーの育成を目的として、七月二十七日(火)に協力協定を締結しました。
 調印式は本学本部棟で行われ、本学からは吉里理事・副学長(研究・国際担当)が、国際協力銀行からは丹呉圭一理事が出席されました。

7/28      大学院工学研究科
 復建調査設計株式会社と研究協力に関する包括的協定を締結

握手する岡田研究科長(左)と
近藤代表取締役副社長
 大学院工学研究科と復建調査設計株式会社(広島市東区)は、環境創出・自然再生と資源循環・地球温暖化などの地球環境保全に関する環境エンジニアリング分野の技術開発に向けて、七月二十八日(水)に包括的な研究協力協定を締結しました。
 調印式はホテルグランヴィア広島で行われ、本学からは岡田工学研究科長が、復建調査設計からは近藤英樹代表取締役副社長が出席されました。

8/5      産学連携センター
 浜松ホトニクス株式会社と包括的共同研究契約を締結

握手する牟田学長(左)と
晝馬代表取締役社長
 本学と浜松ホトニクス株式会社(静岡県浜松市)は、「光と物質との相互作用」を基本的なテーマとする複数の共同研究を行い、科学技術の振興と産業の発展に貢献することを目的として、八月五日(木)に包括的共同研究契約を締結しました。
 調印式は、本学の東京リエゾンオフィスのあるキャンパス・イノベーションセンターで行われ、本学からは牟田学長が、浜松ホトニクスからは晝馬輝夫代表取締役社長が出席されました。

8/6      総務部
 広島大学原爆死没者追悼式を挙行

追悼の辞を述べる牟田学長
 広島に原爆が投下されて五十九年目、広島大学原爆死没者追悼の碑が建立されて三十年を迎える今年も、八月六日(金)に東千田キャンパスにおいて原爆死没者追悼式が行われました。
 式典では、遺族及び同窓会代表並びに学長をはじめ部局長等約九十名を超える学内外の関係者の参列を得て、死没者名簿の奉納、黙とう、学長の追悼の辞、献花および献水がおごそかに執り行われました。

8/14      大学院教育学研究科
 祝・金メダル 柔道ヤワラちゃん …コーチは本学出口助教授!

金メダリストの谷亮子選手、阿武教子選手と
 メダル、とりわけ金メダル続出で興奮の続いたアテネオリンピックですが、その第一号が、ご存じ柔道女子四十八キロ級のヤワラちゃんこと、谷亮子選手でした。足の怪我が心配されましたが、柔道初日の八月十四日(土)に、シドニーオリンピックに続いて見事二連覇を達成しました。
 その谷選手のコーチが、他ならぬ本学大学院教育学研究科健康スポーツ科学講座の出口達也助教授です。これまで合宿にも度々加わり、技術面はもちろんのこと精神面もしっかりと鍛えてきました。本戦の試合でTVに何度も大写しになったので覚えておられる方も多いと思いますが、谷選手の金メダル獲得を陰で支えたのが出口助教授なのです。
 出口助教授の功を多とし、谷選手の金メダル獲得をお祝いします。



広島大学全学シンポジウム
「広島大学は平和について何を教えるべきか」
日時:10月14日(木)10:00〜17:30 場所:サタケメモリアルホール他
<主なプログラム>
10:15 基調講演:“What should students learn about peace ?”(ハーバード大学 Calestous Juma教授)
11:30 報告:「学生は平和について何を考え、何を学びたいか?」(ハーバード大学、清華大学、広島大学の学生を対象としたアンケート結果の報告)
13:00 分科会セッション

1「貧困、環境、平和」(講師:松岡俊二教授(大学院国際協力研究科))
2「中国の変革と日本の将来」(講師:薛瀾(シュエラン)清華大学教授)

3「学生は平和についてどのような授業を望んでいるのか」(学生による発表とグループワーク)
15:30 全体会:「広大の平和貢献:過去・現在・未来」(パネルディスカッション)

 *参加無料、事前申し込みは不要。 
 【問い合わせ先】平和シンポジウム実行委員会 paxboard@hiroshima-u.ac.jp  http://home.hiroshima-u.ac.jp/paxboard/


第53回広島大学大学祭
ぐんグンGUN

日時:11月5日(金)〜7日(日)
   いずれも11:00〜20:00
場所:東広島キャンパス総合科学部周辺

<主な企画>

ステージ企画
バンド演奏、演武、ダンスショー、ファッションショーなどの様々な企画を行います。
模擬店企画
食品以外にも、ダーツや携帯電話を使ったゲームなどの一風変わった模擬店も出店します。
屋内外企画
大学内サークルを中心として日頃の活動を発表します。

 模擬店、屋内外企画合同のスタンプラリーやステージでのクイズ大会も行います。
 「ぐん」「グン」「GUN」と3日間で成長、進化する祭りに是非ご来場ください。

【問い合わせ先】
第53回広島大学大学祭実行委員会 082−422−6285



第37回霞祭
Comfortable 〜laugh & peace〜

日時:11月13日(土) 11:00〜18:30
   11月14日(日) 10:00〜17:00
場所:霞キャンパス

<主な企画>

医学展(霞キャンパス全学科による医療体験・展示)
広島ハーネスの会による盲導犬のデモと講演会
Charcoal Filterによるコンサート

 その他、野外ステージ企画(Mr. 霞、ミス霞、ブラスバンドなど)、模擬店、
フリーマーケット、合気道演武、写真展、ジャズ喫茶なども予定しています。
是非ご来場ください。(病院へ来られる方の迷惑になりますので、お車でのお
越しはご遠慮ください。)

【問い合わせ先】
医歯薬学総合研究科等学生支援グループ 082−257−5046


それぞれのキャンパスの交通案内は、
http://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html
の「交通アクセス・地図」をご覧ください。

東広島市から学術振興補助制度のお知らせ
 東広島市では、本市が広く地域の人々の創造性を育む学習の場となるとともに、国内外に開かれた学術・技術・国際化の情報発信基地となることを目指しており、地域の学術の振興を図るため、市内における学会等の開催に対して支援を行います。

交付対象(次のいずれにも該当することが必要)
 ○中国地方を対象とする規模以上の会議
 ○市内の研究者等が広く参加できるもの
 ○成果の地域への情報提供が可能なもの
 ○市の都市イメージ向上に寄与するもの

対象期間
 平成十七年四月一日〜平成十八年三月三十一日

補助金額(当該年度の予算の範囲内)
 中国地方または西日本地域規模・・・十万円以内
 全国的規模・・・・・・・・・・・・十五万円以内
 国際的規模・・・・・・・・・・・・二十万円以内

計画書の提出
 補助金の交付を希望する学会等は、平成十六年十月末日までに計画書を提出して下さい。(計画書様式は市ホームページからダウンロード可能)
 ご相談はお早めにお願いします。ご提出いただいた計画書をもとに、本市で審査を行います。

※東広島市ホームページ
http://www.city.higashihiroshima.hiroshima.jp/
新鮮とれたて情報→募集

【問い合わせ先】
 東広島市企画課 崎里
 電話(082)420―0917

広大フォーラム2004年10月号 目次に戻る