★オリキャンの歴史
※ハイズカ・・・日本全国で、キャンプの時などにレクリエーションの一環として歌われる振り付けつきの歌。 ★現在のオリキャン 平成五年以降、学部ごとに行われているオリキャンは、各学部の二年生が中心となって運営しています。彼らを「フェロー」や「サブフェ(サブフェロー)」、「スタッフ」と呼ぶ学部が多いようです。運営基盤が各学部によって異なるため、これらの名前の使い分けも学部によって異なります。法学部では「フェロー」の代わりに「ナビ」が使われています。文学部ではスタッフの補佐をする「フリーサブ」、教育学部では本番キャンプに参加できないけれども準備に携わっている「サブスタ」というスタッフもいます。また、文学部では三年生以上のスタッフを「スーパーサブ」と呼び、教育学部では三年生の中でフェローの手助けをするスタッフを「FF(Fellow's Fellow:エフエフ)」と呼んでいるようです。各学部では、オリキャン当日に班ごとに小物を準備するなど、全学オリキャンの名残らしき習慣がみられます。 ★オリキャンのあり方… 今年度から法学部オリキャンを学部行事として実施しないことが教授会で決定されました。これは、教官と学生との交流が少ないことや事前の班活動(班活)が一連のオリキャンの活動のメインとなっていることに対して、教官側に批判的な意見があるためのようです。学生側は、新入生同士および新入生と先輩の交流という観点からオリキャンの必要性を訴え、学生主催で昼間コースのオリキャンを開催することになりました。今回は、事前の班活に規制を設けることや初めて三年生以上に補佐として残ってもらうなど、来年度以降学部行事として再開できるように努力しています。これらのことは、法学部だけの問題ではなく、全学部にとってもこれからのオリキャンのあり方について考えるよい機会となるのではないでしょうか?
学生リポーター 松川真由美(経済学部三年)
*このコーナーでは、学生が小耳にはさんだ話題を学生の視点でお伝えします。 |