第四回教育研究評議会 平成16年5月18日(火) 15時5分〜16時5分 ☆議 事 一 年度計画について〔学長提案・説明〕 平成十六年度の年度計画案が、一部訂正の上、承認された。今後、役員会の議を経て、中期計画が認可され次第、文部科学大臣に届け出られることになる。また、部局等の年度計画も、この大学の年度計画を参考にして、部局等において作成することになった。 二 教育研究評議会の定例開催日時について〔塩谷副学長提案・説明〕 標記の開催時間について、現行の十五時からを十三時三十分からとする案が、了承された。これは、引き続き役員会を開催するためである。なお、変更は六月から。 ☆報告事項 一 平成十七年度新規概算要求事項について〔学長報告〕 部局等から計五十八件(他に施設整備関係は計二十六件)の要求事項が出された。今後、学内で検討され、六月の役員会の議を経て、文部科学省への要求事項が決定される予定。 二 中期目標原案及び中期計画案の提出について〔学長報告〕 経営協議会での意見を参考に、役員会で次のとおり修正して、文部科学省に提出された。 〔中期目標原案〕「二 目標」の最初に『理念五原則を堅持し、』を追記。 〔中期計画案〕【教養教育の成果に関する具体的目標の設定】に『D世界平和に関わる教育を通して、国際社会に貢献する人材を育成する。』を追記。 三 広島大学スポーツ科学教育研究のあり方について〔学長及び吉里副学長(広島大学スポーツ科学教育研究のあり方検討WG座長)報告〕 標記「あり方検討WG」からの答申の説明があり、学長から答申に沿って『スポーツ・健康科学研究科(独立研究科)(仮称)』の設置を推進するために『スポーツ科学教育研究センター(仮称)』を設置する必要があるので、「スポーツ健康科学教育センター(仮称)設置構想検討WG(座長:楠戸総合科学部教授)」に具体的なセンター設置構想の検討をお願いする旨の報告があった。 四 医療社会連携センター設立準備会議の設置について〔弓削副学長報告〕 標記設立準備会議を設置し、六月中にも『医療社会連携センター』を立ち上げたい旨の報告があった。構成員は十二名(座長は弓削副学長)。 五 平成十六年度科学研究費補助金の内定状況について〔吉里副学長報告〕 申請件数一、八七八件(前年度比四・〇%増)、採択件数八百三十七件(同十一・〇%増)、採択率四十四・六%(同二・八%増)、配分額一億八百六十万円増(同五・三%増)という内定状況(特別推進研究は除く)であった。採択率の努力目標を五十%とし、具体的な方策を検討中であるが、六月八日の部局長連絡調整会議で紹介予定である旨の報告があった。また、助成金公募の案内(公募情報検索システム)が広島大学ホームページで見られるので、利用して欲しい旨の依頼があった。 六 学長室付特別補佐の配置について〔学長報告〕 「設立構想」中の「企画秘書」を『学長室付特別補佐』とし、『渉外担当』として三嶋 弘教授(大学院医歯薬学総合研究科)を、『企画担当』として岩田光晴助教授(高等教育研究開発センター)を選考する旨の報告があった。発令は六月一日。 七 入学センターについて〔高橋副学長(入学センター長)報告〕 平成十六年度からアドミッションセンターが改組され、入学者選抜業務を一元的に取り扱う『入学センター』が設置された。平成十六年度法科大学院適性試験は六月二十七日(日)に、東千田キャンパスにおいて法科大学院が中心となって実施予定。 ☆資料配付による報告(口頭説明は省略) 一 「もみじ」による平成十六年度前期履修手続きについて〔教育室〕 前期履修手続きは大きな障害もなく終了した。なお、「もみじ」による登録は平成十四年度後期に開始され、今回は手続期間を三期(事前登録期間、履修登録期間、修正期間)に分け実施された。 二 平成十六年度TOEIC(R)IP試験の実施状況について〔外国語教育研究センター〕 五月十五日(土)に実施された標記試験(追試験は六月五日の予定)の受験者数は、二、三〇一名(受験率九十四・四%)。今回の成績は、成績表に記載し、到達目標策定及び教養的教育英語科目のクラス編成のための資料として活用される。本年度二回目の試験は二月に実施予定。 三 各種表彰等の受賞者について〔総務部〕 春の生存者叙勲三名、春の褒章一名、学会賞等十一件。 四 前回の評議会以降の主な行事及び今後の予定について〔総務部〕 今後の予定は、五月二十五日に役員会、六月三日に春季中国・四国地区国立大学長会議、六月八日に部局長連絡調整会議、六月十五日に教育研究評議会、役員会、六月十七日に国立大学協会総会。 第五回教育研究評議会 平成16年6月15日(火) 13時35分〜14時5分 ☆報告事項 一 広島大学における危機管理の取組について〔神谷学長補佐(危機管理担当)報告〕 法人化後の災害や事故等に対する危機管理への取組について、その基本的な考え方を確認するとともに、学長室・副学長室・関係部局等の果たすべき役割を明らかにしておくための基本方針として、学長補佐(危機管理担当)と学長室企画・評価グループによる『広島大学における危機管理の取組について』が示された。 二 教員人員調整会議の設置について〔学長報告〕 五月二十五日開催の役員会で、中期目標・中期計画と連動した需要や必要性に対応した教員の人員配分等について審議するため、役員会の下に「教員人員調整会議」が設置され、『教員人員調整会議要項』が制定された。なお構成は以下のとおり。 吉里勝利 理事・副学長(研究・国際担当)〈座長〉 高橋 超 理事・副学長(教育・学生担当) 弓削孟文 理事・副学長(医療担当) 前川功一 理事・副学長(財務担当) 塩谷幾雄 理事・副学長(人事・総務担当) 辻 秀典 学長補佐(人事担当) 三 平成十七年度入学試験問題作成専 門委員長の選出について〔高橋理事・副学長(教育・学生担当)(入学センター長)報告〕 学部建制順により、生物圏科学研究科から推薦の上、選出された。任期は入学試験業務終了まで。なお、本専門委員会は入試委員会の下にあったが、本年度は教育室の入学センターの下に置かれる。ただし、来年度以降については検討される予定。 四 平成十七年度入学試験問題作成専門委員選定責任者の選出について〔高橋理事・副学長(教育・学生担当)(入学センター長)報告〕 「前期日程」の問題作成専門委員の選定責任者は、試験・教科科目の関係学部長等が、「後期日程」及び「特別選抜」等の問題作成専門委員の選定責任者は、試験実施学部長等が、ほぼ従来どおりに選出する別紙資料が示された。なお、該当学部長等には、別途文書で問題作成専門委員及び分科専門委員長の選定を依頼される。 五 医療社会連携センター設立準備会議の進捗状況について〔弓削理事・副学長(医療担当)報告〕 六月中の設置準備完了を目指して、センター規則、今年度の事業計画、センター立上げに必要な人的・物的資源等の原案作成作業に取り組んでいること、および設立後のセンター長候補者として丹根一夫教授(医歯薬学総合研究科)を選考した旨の報告があった。 六 会議資料の電子事務局掲示板への掲示について〔宮崎総務課長報告〕 次回から、会議資料の事前配付は「電子事務局掲示板」の関係者のページに掲示し、会議後には教職員が閲覧可能なページにも掲示する旨の報告があった。 〔会議前:主に会議メンバーのみ閲覧可〕電子事務局掲示板→全学会議→教育研究評議会→構成員用 〔会議後:全教職員閲覧可〕電子事務局掲示板→全学会議→教育研究評議会→開催状況 ☆資料配付による報告(口頭説明は省略) 一 平成十六年度TOEIC(R)IP試験の実施状況について〔外国語教育研究センター〕 平成十六年度入学生に対し、五月十五日(土)に本試験、六月五日(土)に追試験が生協に委託して実施された。受験者数は二、三九七名(受験率九十八%)であったが、試験成績は成績表に記載し、到達目標策定及び教養的教育英語科目のクラス編成のための資料として活用される。なお、本年度二回目は二月に実施予定。 二 平成十七年度大学入試センター試験試験場計画について〔入学センター〕 標記試験を利用する県内の大学による「広島県連絡会議」が五月二十七日に開催され、各大学の計画数が決定された。県内の計画数は一五、九〇〇名で、前年度より八百名減であり、広島大学の計画数は五、六一〇名で七百四十名減である。 三 各種表彰等の受賞者について〔総務部〕 十四件の受賞があった。 四 前回の評議会以降の主な行事及び今後の予定について〔総務部〕 今後の予定は、六月十七日に国立大学協会総会、六月十八日に国立大学法人学長・大学共同利用機関法人機構長等会議、六月二十九日に経営協議会、役員会、学長選考会議、七月三日に総合科学部創立三十周年記念シンポジウム、七月十三日に部局長連絡調整会議、七月二十日に学位記授与式、教育研究評議会、役員会。 ☆議 事 一 教員にかかわる懲戒の審査について〔学長提案・説明〕 オブザーバーは退席のため、内容は不明。 (広報委員会委員長 福岡正人) |