評議会だより
平成九年九月二十四日
☆(教員選考報告)
教育開発国際協力研究センター
教 授 黒田 則博
総合科学部
講 師 スティッビ、コートランド アラン
理学部
助教授 古澤 昌秋
スモリャコフ・ニコライ・ヴァシリエヴィチ
講 師 両角 卓也
医学部
教 授 菅野 雅元
工学部
助教授 大下 浄治
宇佐美昭二
原爆放射能医学研究所
教 授 宮川 清
☆(報告)
一. 平成十年度新規概算要求事項について
六月の評議会で了承された本学の標記要求について、文部省から大蔵省に要求された事項が報告された。これらの事項には先端物質科学研究科新設、事務機構の整備、保健学専攻博士課程新設、附属農場やセンターの整備の他、学年進行に伴うものと臨時増募の廃止があったなかで、システム工学専攻の整備は、本学から文
部省へ要求として挙げなかったが、文部省で大蔵省への要求事項にいれられた。これら“一二〇%”の大蔵への要求達成に当たっての事務局の努力に学長から謝意が表された。
二. 先端物質科学研究科発足準備委員会要項の制定について
標記研究科創設準備のうち教官の人事、諸規程の制定などを審議するため、理学、工学、生物圏科学の各研究科長と学長が指名する教官からなる委員会を置くなどとした要項が制定された。
☆(議事)
一. 本学教員倫理規程の制定について
前回評議会後、各部局で審議され字句などを修正した標記規程案について、主に医、歯両学部の評議員より規程の運用、具体的事例などについて質疑があり、国民の疑惑や不信を招く行為や利害関係のある業者等との付き合いの制限が要点であり、今後事例を重ねたうえでガイドラインを作成することが了承され、本日付けで制定された。約一時間半の論議であった。
二. 本学情報通信・メディア委員会規程が、総合情報処理・外国語教育研究・情報教育研究の各センター長を委員に加えることに改正された。
三. 本学と中華人民共和国大連理工大学との交流協定の締結が了承された。
本協定はすでに締結されていた本学工学部との学部間交流協定に、国際協力研究科が加わり、国際交流に関する附属協定を加えて、大学間国際交流協定とした。
四. 署名評議員が、工、生生、国際の各評議員から、総科・朝倉、文学・田中、教育・岡東の各評議員に交替した。
五. 議事終了後、医学部附属病院長より当直体制について説明があり、学長より世間の誤解を招かないよう運用するようにとの指示があった。
平成九年十月二十一日
☆(新評議員の紹介)
文学部 教授 河瀬正利
教育学部教授 中原忠男
理学部 教授 松浦博厚・嶋田 拓
医学部 教授 木村榮一・小嶋 亨
☆(教員選考報告)
大学教育研究センター
講 師 米澤 彰純
放射光科学研究センター
助教授 ファン・エルプ・ヤン
総合科学部
教 授 楠瀬 正明 奥村 和久
宇田川眞行 開發 一郎
中越 信和 今里 智晃
佐藤 正樹 楠戸 一彦
文学部
助教授 佐藤 利行
学校教育学部
教 授 小原 友行 林 隆子
講 師 森田 英樹
学校教育学部附属教育実践総合センター
教 授 白根 福榮
助教授 神山 貴弥
法学部
助教授 野田 和裕 寺本 康俊
経済学部
助教授 瀧 敦弘
理学部
助教授 嶋原 浩
理学部附属両生類研究施設
講 師 三浦 郁夫
医学部
講 師 皆本 敦
工学部
助教授 岩本 宙造 趙 燮
生物生産学部
助教授 上野 聡
☆(報告)
一. 理学部に寄附講座が設置された。名称は再生生物学、寄附者は協和醗酵工業株式会社、寄附総額六千万円、期間は平成九年十月から三年間、スタッフは助教授担当及び助手担当で計二名などの概要が報告された。
二. オランダ王国アムステルダム大学及びスウェーデン王国リンシューピン大学との大学間交流協定が締結されたことが報告された。
アムステルダム大学学生二人(教育学部へ)、本学教育学部生一人が交流している。
三. 昨年発足した名誉教授の会が、十一月五日キャンパス内で開催される。
☆(議事)
一. 附属図書館長選考規程の改正について
選考委員に副学長を加える改正案が提出され、部局で検討することになった。
二. 各種委員会の見直しについて
ニューズダイジェスト別項参照
三. インドネシア共和国ハサヌディン大学との大学間交流協定が承認された。この協定は医・歯・工の各学部と国際協力研究科が関わって成立した。
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