「外国人留学生を援助する会」の基金制度について


 「広島大学外国人留学生を援助する会」は、「広島大学の教職員のうち任意の入会者」と「学外者のうち任意の入会者」を会員としています。会費は、月額一口五百円ですが、この他に寄附金も受け入れています。
 これまでこれらの会費と寄附金を一緒にして、留学生の奨学金及び貸付金に充当していましたが、このたび、特別な目的を持ったご寄附は呼称をつけ、他のご寄附と区別してご寄附の趣旨に添った目的のみに運用を図れるよう変更しました。
 この取扱いによる特別なご寄附として新たに、ビューティーサポー株式会社代表取締役社長高橋八重子様からのご寄附は短期交換留学生の奨学基金として、古寺千鶴子様からのご寄附は、留学生の生活資金の貸付基金として受け入れました。
 短期交換留学プログラムは、平成八年度から開始され、協定校との間で英語による授業により単位互換を行う留学制度で、関係者のご努力で順調に運用されているものです。
 また、留学生の住居問題についてモデル事業の導入もあり、留学生センターを主体に検討が進められていますが、留学生の敷金等の緊急的な生活資金貸与制度の必要がいわれていました。
 このご寄附とは別に多くのご寄附をいただいていますが、これらは会費と同じ扱いで奨学金等資金として運用しています。
 援助する会では、会員の募集と増口をお願いしていますが、一時金としてのご寄附もよろしくお願いします。

 

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