人生の節目を迎えて
峯松 茂
(みねまつ しげる) 法学部・経済学部事務部
〈部局歴〉
昭和33・4 (郵政省)
37・1 教育学部東雲分校
43・10 文学部
49・4 歯学部
51・4 政経学部
52・4 学生部厚生課
57・4 学生部教務課
59・4 歯学部
63・4 学生部入試課
平成3・4 総合科学部
6・4 医学部
8・4 法学部・経済学部
世は平成不況の真っただ中、大学は改革の取り組みに、社会全体がスリム化と再生への道を模索している厳しい環境のなかを、本学三十七年間の勤めを終えることになります。
この間、それぞれの部局で得難い経験を積ませていただき、その折々の出来事が想い巡ってきます。こうして無難に過ごすことができるのも良い上司に恵まれ、手を携え支え合ってきた同僚のお陰であり、感謝の気持ちでいっぱいです。
退職までは健全で迎えられると確信していました。ところが、三年ほど前、身体に不調を感じたため、自称愛煙家(一日四十本)を返上すると同時に、フィットネス・クラブへ入会することにしました。
そこで、はからずもラジオ体操とは異質でハードな有酸素運動(エアロビクス)の魅力にどっぷりハマってしまい、いまではそのトレーニング効果を幾分とも自覚できるようになりました。健康維持と頭の体操の生涯スポーツとして付き合うつもりです。
これからは、新しい人生の切り替えとし「戸籍年齢」ではなく「活き方年齢」をモットーに生きること、時間に追われる生活から思うままの気軽な行動で、いろいろ想い描いてきたことを多少とも実現したいと思っています。
明石海峡大橋ゴール直前(98.3.28)
広大フォーラム30期6号
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