図:規則性単体炭素の三体(a)ダイヤモンド (b)黒鉛 (c)フラーレンC60 図では32個の炭素が見えているが、上下合わせて4つの黒丸の炭素を除いた残りは二 つ重なっている。 |
写真1 クロトー教授がカーボンナノチューブの模型を手にされている |
写真2 カナダモントリオール万国博覧会の際にフラー氏によって建てられたドーム型建造物 |
講演者の横顔 Professor Sir Harold Kroto ○1939年 ドイツ人の両親のもとに英国のケンブリッシャーで生まれる ○1961年 シェフィールド大学で学士号を取得 ○1986年 同大学R. N. ディクソン教授のもとで、「フラッシュ光分解によって生成する自由ラジカルの高分解能電子スペクトルの研究」によりPh. Dを取得 ○1964−67 カナダのオタワの国立研究機構および米国のベル研究所において博士研究員 ○1967年 サセックス大学にて研究教育(今日に至る) ○1985年 米国ライス大学のR. E. スモーリー教授とR. F. カール教授とともにC60を発見 ○1996年 三人でノーベル化学賞を受賞、イギリス王室よりナイトの称号 |