評議会だよりを読む



 五月二十日付けで二期八年間の任期を満了された原田康夫学長。統合移転の完了とキャンパスの整備、大学改革、創立五十周年記念事業など、数多くの業績を残し、これまで卓越したリーダーシップで広島大学を引っ張ってこられました。(こちらに退任のあいさつを掲載しています)





講演する原田学長
原田学長退官記念講演会

 五月十五日、教育学部の大講義室で「人間のバランス感覚とめまい」と題して、退官記念講演会が行われました。
 講演では、原田学長が長年取り組んできた耳鼻咽喉科学分野の平衡器の研究について、数々のエピソードを交えながら講演し、つめかけた教職員や学生、一般市民らが聴き入りました。





エールを送る応援団
学生による「原田学長を送る会」

 五月十七日、学生による「送る会」が事務局玄関前で開かれました。
 畳三枚分もあろうかと思われる応援団団旗をなびかせ太鼓の音と共に体育会応援団がエールを、合唱団パストラールと東雲混声合唱団が大学歌と蛍の光を合唱しました。
 原田学長はうるませた目をしばらく閉じたあと「本学で学んだことを誇りに、世界に羽ばたいてほしい」とあいさつしました。
 学生・教職員から送られた花束を手に、吹奏楽団の壮行歌の流れる中、盛大な拍手と握手に応えながら大学を後にされました。






会場内を握手してまわる原田学長
「原田康夫学長に感謝する会」

 五月十九日、五月八日に竣工したばかりの本学学士会館レセプションホールを会場に、原田学長在任中の事務系職員OB三十余名及び現役職員七十名の百名を超える参加者が集まり、盛大に送別会が催されました。





新副学長に山西教授と前川教授

 五月二十二日の臨時評議会で、大学院先端物質科学研究科の山西正道教授と経済学部長の前川功一教授を副学長候補者とすることが承認されました。任期は六月一日から二年間。
 なお、山西副学長は主として研究・国際交流を、前川副学長は主として学部教育・厚生補導を担当することになります。





経済学部長に平木教授

 経済学部は六月七日、前川功一教授の後任に平木秀作教授を選出しました。
 任期は七月一日から平成十四年三月三十一日まで。





大学院先端物質科学研究科長に遠藤教授

 大学院先端物質科学研究科は六月八日、山正道教授の後任に遠藤一太教授を選出しました。
 任期は七月一日から平成十五年三月三十一日まで。






看板の序幕を行う
石井センター長(左)と
原田学長(右)
「情報メディア教育研究センター」を開設

 この四月に「情報メディア教育研究センター」が設置されたことに伴い、同二日に職員及び関係者を交えて新看板の除幕式を行いました。
 同センターは、これまでの総合情報処理センター、外国語教育研究センター、情報教育研究センター及び情報メディア教育研究霞センターを統合したものです。
 新看板の除幕は、原田学長と四月一日付けで新センター長として民間から就任した石井センター長により行われ、原田学長が「情報メディア教育研究センターは、広島大学の情報メディア環境をリードし、世界に向けての情報の発信基地として重要な使命を果たしていかなければならない」と抱負を述べ、集まった約六十名の関係者とともに新たなスタートを祝いました。






看板を掲げる生和アドミッションセンター長
(左)と長澤センター教授
「アドミッションセンター」を開設

 本学では、学部・学科等が目指す教育理念・目標に応じて多面的な評価基準のもとに入学者選抜方法を多様化することにより、広く優れた人材を集め、育てていくため、平成十四年度入試から全学部でアドミッション・オフィス方式選抜(AO入試)を導入することとしました。その実施に向け、同大学事務局内にアドミッションセンターを開設し、去る四月二十五日、生和アドミッションセンター長、長澤同センター教授、東府事務局長ほか関係者が出席して、看板上掲式を行いました。
 AO入試は、一回の学力検査を中心として選抜を行う従来の入試と異なり、 一.内申書等の書類選考を重視 二.面接等による選抜を重視 三.自己推薦制を導入 四.アドミッション・オフィスが入試業務を担当、などの特徴があります。
 同センターは、この入試業務を担当するとともに、事前の学校訪問や説明会等の実施、事後の追跡調査などの業務の他、専門的立場から大学入試全般に関して、指導、助言、支援等に携わることとしています。
 AO入試にかかる概要は、「平成十四年度広島大学入学者選抜に関する要項」を七月下旬に公表します。また、八月中旬には募集要項を出す予定です。詳細についてはアドミッションセンターに問い合わせてください。
電話 0824‐24‐6704






看板を掲げる原田学長(左)と
生和副学長
広大アンテナショップ「わっしょいラボ」を開設

 本学は、中身の見える身近な大学を目指して、東千田キャンパス(広島市)に広大アンテナショップ「わっしょいラボ」を五月十八日に開設し、原田学長と生和副学長により看板を設置しました。五月二十日で任期満了となった原田学長の最後の看板上掲式となりました。
 広大アンテナショップ「わっしょいラボ」は、本学の東広島市への統合移転に伴い、広島市の地域住民に本学の存在感が薄れてきつつあることに対処するため、大学における教育、研究、施設、人を広く知っていただき、生活や教育、ビジネスのお役に立てることを、また、大学と地域との出会いの場とすることを目的に開設されたものです。本事業のプロデュースは、大学情報サービス室が行うこととなっています。
 開設当日は、多数の報道関係者や学内関係者を前に、第一号企画として、原田学長が、鳥の帰巣性に関する最新の研究成果を、ポスター等パネル展示や五十二インチのタッチパネルによるビデオ映像も交え説明しました。また、パソコンを用いたテレビ会議システムによる、東広島キャンパスにある大学情報サービス室との学術相談のデモンストレーションも行われました。
 「わっしょいラボ」は、ホームページも同時に開設していますので、今後の事業予定や名前の由来などもご覧ください。
URL : http://home.hiroshima-u.ac.jp/huieo/lab/






記念発表する高畠教授(左)と藤井教授(右)
先端研の高畠教授の研究チームが平成十三年度中核的研究拠点(COE)形成プログラムに内定

 文部科学省の科学研究費補助金のうち中核的研究拠点(COEセンター・オブ・エクセレンス)形成プログラムとして、大学院先端物質科学研究科の高畠敏郎教授を研究リーダーとする研究チームが採択されました。研究テーマは「複合自由度をもつ電子系の創製と新機能開発」で、研究期間は五年間。
 本プログラムは、国際的に高水準の研究活動を行い、特定分野における中核的な研究拠点として発展する可能性を有する研究組織について、最先端の学術研究を推進する卓越した研究拠点の形成を促進することを目的とするもので、平成七年度から実施されています。毎年六大学程度が採択されていますが、中国・四国地区としては初めての採択になります。
 研究内容等詳細につきましては、今後、本誌でも紹介させていただく予定です。






畑で活動する参加者たち
教育学部で、恒例のフレンドシップ事業を開始

 今年度で五年目を迎える教育学部フレンドシップ事業「ゆかいな土曜日」が、五月十二日から始まりました。開講式が午前十時半より行われ、利島教育学部長の歓迎のあいさつに続き、山内東広島市教育長および植田下見総区長から児童・大学生の皆さんへの激励とお祝いのあいさつがありました。
 今年度は、児童一四八名、学生一二○名が、「自然」、「遊び」、「季節」および「科学」の四グループに分かれ、各グループ別の活動を中心に十二月まで毎月一回(第二土曜日)行われます。さらに、今年度から活動開始前の時間を利用したクラブ活動(凧づくり、オカリナ、草笛など十二メニュー)も新たに設け、従来以上に充実した活動を目指します。
 「ゆかいな土曜日」のホームページを近日中に開設いたします。
URL : http://home.hiroshima-u.ac.jp/cserd/friendship.htm






附属病院に看板を設置

 霞地区における患者等の行政サービスの一環として、医学部附属病院及び歯学部附属病院の看板を設置しました。なお、医学部附属病院については夕暮れから二十二時までネオン管で、歯学部附属病院については夕暮れから二十一時までライトアップし、救急患者等にもより目立つように施しました。
 また、三月三十日の十八時三十分から原田学長、生田医学部附属病院長及び赤川歯学部附属病院長による看板の点灯式を行いました。






授賞式
附属福山中エコクラブがひろしま環境賞を受賞

 六月二日、広島市で開催された「環境の日」ひろしま大会において、附属福山中学校エコクラブが「平成十三年度ひろしま環境賞」の表彰を受けました。
 ひろしま環境賞は、広島県が多年にわたり地域における環境保全実践活動を推進している団体や企業を表彰するものです。同校はインターネットを利用した酸性雨の共同観測プロジェクトの幹事校として活動し、こどもエコクラブ(環境省主催)の活動にも継続して参加しています。こうした研究や活動が評価されました。
 授賞式に参加した吉村明訓君(二年)は、「環境のために自分たちに何ができるのか考えていきたい」と、今後の活動への意欲を語っていました。




広大フォーラム33期1号 目次に戻る