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 平成十三年五月十四日、附属図書館ホームページに江戸時代の寺子屋で使用された教科書である「往来物」から昭和二十五年までの教科書の本文等を画像化し広く公開することができました。
 アクセスは図書館ホームページの「NEWS」または「電子図書館」の項の「教科書コレクション」をクリックしてください。
 作業には大学院教育学研究科の小原友行教授を中心とする以下の諸先生方のご指導をいただきました。(山元隆春、植田敦三、柴一実、松浦伸和、木原成一郎、福田公子、野村幸治、三根和浪、大林正昭の各氏)この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
 なお、小原教授からは「教科書コレクション解題」として、本コレクションの特徴や画像化の意義等について詳しい解説をいただきました。同ホームページに収録しておりますので、併せてご覧ください。


教科書画像コレクション・トップページ
(http://cross.lib.hiroshima-u.ac.jp/)

教科書の語りかけるもの  ―江戸時代から昭和二十五年まで―

 広島大学は、かつて「東」の東京高等師範学校(現筑波大学)に対し、「西」の広島高等師範学校として双璧をなし、戦前・戦後を通じ教育・研究に力をそそいできた歴史があります。
 これらの経緯から、教科書も各時期のものが多岐に渡って豊富に収集されてきました。今回はその中から選択して画像化し、現物のページをめくる感覚をイメージして作成しています。
 皆さまのご感想をお聞かせください。

(作業風景から)
コレクションより、5,600冊を選択し
「時期区分」や「教科」別に書架に仕分ける
<写真提供:西図書館 野村正人氏>

(作業風景から)
1冊ずつ分類し、書誌事項を確定して
データシートに記入を行う
<写真提供:同左>

教科書画像データベース 五月十四日から公開

 六月六日、中央図書館館長室にて牟田新学長による教科書画像データベースの視察が行われました。

「国民学校」当時の教科書等を検索中の
牟田学長(左)と宮澤館長(右)

画像化の対象となった明治時代初期の小学校で
使用された教材を手にする牟田学長




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