編集後記



 暑中お見舞い申し上げます。
 六月下旬にフォーラム三十三期一号をお届けして、いまだ一カ月あまりですが、夏季休業を前に二号をお届けします。
 今回の特集は「大学の授業を考える」です。大学の中心的使命は「教育・研究」ですが、今後、一層の教育充実推進が必要となっています。そのために、まずは、「授業を見直す」をということで、本学の授業を取り巻く現状や将来への展望を中心に紹介しました。一見して文字が多く、やや読みにくい印象があり、編集にもう一工夫が必要であったと反省しています。なお、本特集の取材や編集を通じ、授業に関し、これまでに教養的教育委員会をはじめ、各部局などで、多大な努力や工夫が重ねられていることが明らかとなり、今後、「授業」が一層充実していくことが予感されました。よく読んでいただければ、そのことがお分かりいただけると思っております。
 二号の表紙では、特集にちなんで、七月三日のFD教授法研修会で授業を公開していただいた総合科学部の浦 光博先生の授業風景で構成いたしました。当初は、七月十三日に予定されていた理学研究科の草野完也先生のFD公開授業風景も併せてという計画でしたが、事情により授業公開の日程が延期されましたので、こういう形とさせていただきました。
 また、毎号、目次ページに景山満子さんの挿し絵を使わせていただいてきましたが、二号より、「東広島散歩」として、東広島市内各所の風景画とその説明で構成します。大学の地元、東広島市の案内の一助となればと思います。
 前期終了も間近ですが、学生の皆さんには、ぜひ、楽しく有意義な夏休みを過ごしてくださるよう願っています。
(第33期広報委員会委員長 林 武広)



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