評議会だより


第十五回評議会 平成十三年七月二十四日(火)

☆議 事

一 部会への検討付託事項並びに部会メンバーの追加について
  早急に検討を要する懸案事項等を勘案した各部会への付託事項の整理、およびメンバーの追加が承認された。

(一) 部会への検討付託事項

【組織部会】
  ○大学院の整備
  ○学部教育の整備
  ○研究所・学内共同教育研究施設等の整備
【財政部会】
  ○傾斜配分制度の必要に応じた見直し
  ○部局別財政収支の現況調査
  ○授業料収入・入学試験検定料収入等に関する試算
【人事部会】
  ○教員の採用・昇任基準の見直し
  ○教員定年規程の見直し
【独立行政法人化対策会議】
  ○独立行政法人化に対応するための具体的な準備体制の整備

(二) 部会メンバーの追加

【組織部会】
  部会を当面二つの部会に分けて検討するため委員を追加
  ○組織部会A(大学院(短期)の整備)
山西正道(副学長)、前川功一(副学長)、江口正晃(総合科学部長)、阪本昌成(法学部長)、内田 隆(歯学部)、山本義雄(生物生産学部長)、利島 保(大学院教育研究科長)、里勝利(大学院理学研究科)、中山修一(国際協力研究科長)、東府義之(事務局長)
  ○組織部会B(研究所・学内共同教育研究施設等の整備)
山西正道(副学長)、前川功一(副学長)、田中春彦(学校教育学部長)、井出利憲(医学部)、佐々木博司(大学院工学研究科長)、茂里一紘(高等教育研究開発センター長)、石井光雄(情報メディア教育研究センター長)、二宮 皓(留学生センター長)、谷口雅樹(放射光科学研究センター長)、東府義之(事務局長)
【独立行政法人化対策会議】
  病院関係者として医学部、浅原利正教授を追加

二 広島大学ハラスメントの防止等に関する規程等の一部改正について
  平成十一年三月九日付けで制定し、対応している標記規程において、実際の案件をより円滑に処理するにあたり現行規程等の一部改正が承認された。主な改正点は次の通り。

(一) 広島大学ハラスメントの防止等に関する規程
  ・専門相談員を学内の専門家からも選考できるよう規定(第四条関係)
  ・調査会において措置等が行えるよう、任務を追加(第五条関係)
  ・学長の判断で措置等の決定ができるように規定(第六条関係)
  ・被害を受けたとする者への必要な措置等もできるよう規定(第七条関係)

(二) 広島大学ハラスメント調査会に関する細則
  ・規程等第五条の改正に伴い、調査会の具体の任務を追加(第二条関係)
  ・構成員及び任期等の見直しを行うとともに、小委員会を設置できるよう規定(第三条関係)
  ・プライバシーの保護を明確に規定(第四条関係)

(三) 広島大学ハラスメント相談体制に関する細則
  ・相談員の員数制限等の解除及び任務等を明確に規定(第二条関係)
  ・専門相談員の選考の範囲及び任務を明確に規定(第三条関係)
  ・相談員連絡会の長の任務を明確に規定(第四条関係)

 なお、改正された本規程等は学報(http://www.bur.hiroshima-u.ac.jp/~koho/info-limited/inside/inside.html)に掲載される。

三 教官にかかわる懲戒の審査について
  原案通り承認された。


第十六回評議会 平成十三年九月十八日(火)

☆議 事

一 署名評議員の交替について
  現在の署名評議員(三名)が本年九月末をもって任期を満了することに伴い、次の三名を次期署名評議員として指名することが承認された。
  里勝利(大学院理学研究科)、井出利憲(医学部)、内田 隆(歯学部)

二 競争的資金に係る間接経費の執行について
  標記経費については、平成十三年二月二十一日の評議会で間接経費の半分を全学の共通分に、残りの半分を当該研究科部局分に当てることが承認されており、本件に関する国の「共通指針」に従って策定された本学における執行案が承認された。概要は次の通り。

(一) 間接経費は競争的資金を獲得した研究者の研究開発環境の改善や研究機関全体の機能の向上に活用するために必要な経費に充当する。
(二) 共通分の執行は全学見地からとし、使途は次の五つの事項とする
  ・管理運営に係わる経費
  ・研究の戦略的実施に係わる経費
  ・情報環境の整備に係わる経費
  ・図書館の整備に係わる経費
  ・研究成果展開事業及び広報事業に係わる経費

  なお、上記以外であっても学長が研究課題の遂行に関連して間接的に必要と判断した場合、執行できるものとする。また、この使途事項は当面の措置とし、状況の変化によって見直しを図る。
(一) 研究科部局分の使途についても、国の「共通指針」の基づき、当該研究遂行に関連して間接的に必要となる経費に充当する。
(二) 共通分の今後の執行内容については財政部会に一任する。

三 大学計画委員会答申の扱いについて
  標記委員会答申「広島大学の学士課程教育体制の再構築に向けて」を検討するため、評議会の下に、教育プログラム開発準備部会を設置することが承認された。メンバー構成および座長については学長に一任。




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