教育関連

教育学部・教育学研究科

◆広島県教育委員会との連携プロジェクト
( http://www.ed.hiroshima-u.ac.jp )
　広島県の教育推進をはかるため県教育委員会と本学が連携したプロジェクトが昨年からスタートしました。このプロジェクトには教育学研究科の教員多数が参画しています。平成十二年度は「生徒指導上の課題に関する専門的研究」、引き続き今年度は「基礎学力定着・学力向上研究」に関するプロジェクトに取り組んでいます。今年度は、特に国語、算数・数学、英語を中心に、本研究科の教員が県内の小・中・高校に出向き、授業研究を中心とした実践的な活動を行っています。

◆フレンドシップ事業「ゆかいな土曜日」
( http://home.hiroshima-u.ac.jp/cserd/friendship.htm )
　本事業は、平成九年度から開始されました。学内委員（今年度は十四名）と学外委員（同十三名）から成る実行委員会を組織し、その運営にあたっています。教員養成系の学生が、地域の小学校に在学する児童および住民の方々とともに、自然体験・勤労体験などの直接体験活動を行うことにより、教師としての豊かな資質を養うと同時に、子どもたちの生きる力を育て、地域の人々と児童、学生の交流を深めることを趣旨としています。

◆附属幼年教育研究施設
( http://home.hiroshima-u.ac.jp/nanakida/kosodateshien.htm )
　本研究施設では、東広島市福祉部社会課の協力を得て、平成十二年から子育て支援センター担当者の連携強化や市内の子育て支援事業の充実を目的に、東広島「子育て支援」連絡協議会を設立し、定期的に市内の子育て支援センターや子育て支援事業を行っている関係団体との情報交換の場を設けています。

◆附属障害児教育実践センター
( http://home.hiroshima-u.ac.jp/gakukyo/faculty/shocenter.htm )
　当センターでは、障害児教育学講座の教員、学生、大学院生と共に、遠方だけではなく地域の子どもたちへの教育相談や個別指導などの実践を行い、教育分野に関わる課題の解決をはかっています。また、学校や教育センターなどを訪問し、障害児教育に関する情報の普及も行っています。

◆附属教育実践総合センター
( http://home.hiroshima-u.ac.jp/cserd/index.htm )
　当センター学校教育相談実践部門の活動の特徴として、スタッフが学校現場に出向いて行う出張相談が多く（約八割）、また教師（約五割）や保護者（約四割）の相談に応じるコンサルテーションを中心に行っている点があげられます。本学附属の二幼稚園・三小学校・四中学校・二高等学校には、月に一回ずつ出向いて種々の相談に応じています。

◆心理教育相談室
( http://sinri.ed.hiroshima-u.ac.jp/j_index.html )
　当相談室では、心理的問題や不適応を抱えた大人や幼児・児童・生徒、およびその保護者を対象に心理相談を行っています。スタッフは約五十人、大学院生が中心で、教員の指導を受けながら、心理臨床の実践・訓練を行い、臨床心理士の資格取得を目指しています。年間の相談延べ件数は増加の傾向で、現在約千五百件、来談者は東広島市にとどまらず、県内全域や県外にまで広がっています。

理学研究科 ( http://www.sci.hiroshima-u.ac.jp/ )

　高校生に高度な専門内容に関心をもってもらうため、平成十一年から本研究科教員による出張講義を行っています。十一年度は、安芸南高校（生物）、美鈴が丘高校（物理）および安古市高校（生物）、十二年度は、祇園北高校（生物）、廿日市高校（生物）および美鈴が丘高校（生物、物理）で講義を実施しました。今年度も要請があり次第、実施する予定です。

附属学校部 ( http://www.bur.hiroshima-u.ac.jp/~fuzoku/index.html )

　全ての附属幼稚園・小・中・高等学校において、シンポジウム、研究発表等を年一回以上開催し、毎年、各地から参加される数千人の教員の資質向上、学習内容の充実、教育方法の開発などに貢献しています。また、課外活動においても、原爆の日に関連する市の行事への協力、福山バラ祭や三原市のイベントへの協賛、管弦楽クラブ・吹奏楽部の出張演奏、地域や公共施設でのボランティア活動など、様々な形で地域とつながり、貢献できるように努めています。詳細は、それぞれのホームページをご覧ください。