評議会だより


第十七回評議会 平成十三年十月十六日(火)

☆議 事

一 広島大学編入学規程の改正について
 マレイシアとのツイニング・プログラム※(平成十三年六月二十二日文部科学省高等教育局長通知)の導入に伴う「広島大学編入学規程」の一部改正が承認された。改正は、編入学できる者を定めた同規程の第三条第二項に、新たに本プログラムによって派遣された者を付加した。
※ツイニング・プログラムとは、学生が自国で大学教育の一部(一又は二年)を受けた後、我が国の大学に編入学し学位を取得する新たな留学生受け入れ制度。専攻分野は限られており、本学では工学部のみが該当。

二 県立高等学校生徒を対象とした広島大学の授業公開について
 中央教育審議会答申で述べられている高等学校との連携推進をはかるため、このたび広島県教育委員会から本学へ希望が出されている平成十四年四月から県立高校生徒を対象とした授業公開を目指し、協定締結に向けた検討を進めることが承認された。協定案ができ次第、改めて諮られる。


第十八回評議会 平成十三年十一月二十日(火)

☆議 事

一 広島大学国立大学法人化対策室設置要項の制定について
 本学の国立大学法人化に関する業務を円滑に推進することを目的に本対策室を設置するための要項案が承認された。なお、当面は情報収集が主業務であるので事務官だけで構成する予定であるが、今年度末、調査検討会議の最終報告が出た後は、具体の企画立案業務を始める必要があるので来年度からは教官を含めた組織とする予定。

二 広島県立学校生徒を対象とした広島大学の授業公開に係る広島大学と広島県教育委員会との協定について
 前回の評議会で承認を受け、教務委員会、教養的教育委員会で検討した協定案が承認された。対象が県立学校生徒となっているのは、高校に限らず広く県立の学校生徒を対象とするため。
 案の骨子として、授業は既存のもので公開する公開授業と高校生のために新たに開く公開講座とで構成され、原則九・十時限に開かれる。なお、受講生は教育委員会から推薦される。




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