平成十四年度中国・四国・九州地区留学生交流研究協議会が七月四日（木）、五日（金）の二日間、広島大学を当番校として広島市内のホテルで開催されました。
　初日の全体会議では、本学から牟田学長の挨拶並びに文部科学省荒木留学生課課長補佐から留学生課の所管事項説明等があり、午後からは、交流部会、教育指導部会、生活部会、高等専門学校部会の四分科会での協議が行われました。
　交流部会では、「派遣留学生（日本人学生）への指導体制について」外三件、教育指導部会では「留学生に対する教育上の言語について」外三件、生活部会では「留学生と日本人学生との交流について」外三件、高等専門学校部会では「学生寮における留学生への特別な配慮について」外二件が協議され個人や一組織だけでは解決できない問題の提起やその対応策をめぐって活発な意見交換が行われました。
　二日目の全体会議では、前日の多様化した留学生問題についての各協議を受け、本学山副学長の司会により、分科会報告、質疑応答を行い、二日間にわたる熱心な協議を終えました。

　広島大学では、従来の学問分野の枠組みをこえて、医学・歯学・薬学の基盤研究の深奥を究めるとともに、医学・歯学・薬学の総合的研究及び学際的研究に加え、先進的研究を推進して新しい学問を切り開くべく、平成十四年度から大学院医歯薬学総合研究科を設置しました。
　去る七月五日（金）、広島市内のホテルにおいて、岸田文部科学副大臣、藤田広島県知事、秋葉広島市長他多数の来賓を招き、牟田学長をはじめ、教職員約二百名の出席のもと、盛大に設立記念式典及び祝賀会を挙行しました。

　広島大学医学部では去る七月二十三日（火）、医学部医学資料館で「紺綬褒章受章伝達式」を行いました。
　このたびの紺綬褒章は、平成十三年四月二十四日に東京都世田谷区在住の後藤新氏から「重要有形文化財木造人体骨格模型」（評価額三二、五〇〇千円）の寄贈を受け入れたことに伴い、褒章条例に基づき授与の申請をしていたものが認められたものです。
　このたび後藤新氏の実母恒子様が来学された機会に、大濱医歯薬学総合研究科長、井内医学部長及び原田前学長出席のもと、褒章の記、紺綬褒章及び木杯（第六号）が、牟田学長から同氏に伝達されました。

　広島に原爆が投下され五十七年目、広島大学原爆死没者追悼之碑が建立されて二十八年目を迎える今年も、八月六日（火）東千田キャンパスにおいて、原爆死没者追悼式が行われました。
　式典は、原爆投下当日を思い起こさせる猛暑の中、遺族及び同窓会代表並びに学長をはじめ部局長等百名を超える学内外の関係者の参列を得て、死没者名簿の奉納、黙とう、牟田学長の追悼の辞、献花及び献水がおごそかに執り行われました。
　この追悼之碑には、各同窓会等の調査により、今回新たに判明した死没者二十六名を加え、一、四四四名が合祀されることとなりました。 また、式典に引き続き、同キャンパス内の「広島文理科大学・広島高等師範学校原爆死没者遺骨埋葬の地」石碑に関係者が参列し、献花献水を行いました。

　広島大学医学部附属病院は、八月八日（木）に「花火まつり」を開催しました。 　この「花火まつり」は、入院患者さんへのサービスの一環として、毎年、夏の恒例行事として開催しているもので、今年で十七回目を迎えます。 　万国旗で彩られた会場の西病棟前広場で、入院患者さんや職員など約四百名が夏の夕べのひとときを楽しみました。

■日時：11月２日（土）、３日（日）、４日（月）　12:00〜20:00
■場所：広島大学東広島キャンパス総合科学部周辺
■企画
├ステージ企画：スペイン広場の特設ステージで様々な催物を行います。
├屋内外企：各種展示や発表会、フリーマーケット等、サークルを中心とした日頃の学生の活動発表を行います。
└模擬店企画：食べ物販売。今年は和・洋・デザートといった食品街を作り、それぞれのイメージにあった装飾を施します。

■メインイベント

11/2 　第７回学長杯争奪不死鳥王座決定戦　　〜キミとボクとでハモるんです〜

学長杯をめぐって広島大学内のアカペラサークルに、その練習の成果を発表してもらいます。

11/3 　華麗なダンス

リズミックダンスクラブによる美しいパフォーマンスをご覧ください。

11/4 　ビンゴゲーム大会

屋内外企画ともつながり、１等以下豪華賞品を用意しています。

＊初日には開催を祝してオープニングパフォーマンスを行い、閉幕は３日目のエンディングで宣言され、打ち上げ花火で締めくくられます＊
＜お問い合わせ＞広島大学大学祭実行委員会　0824−22−6285