http://www.bur.hiroshima-u.ac.jp/~koho/new/new-new.htm

  評議会だよりを読む


10/2

 附属学校に向けた遠隔授業実験を実施 

遠隔授業実験の様子
 広島大学は10月2日(水)、高品質動画像伝送技術を活用した遠隔授業実験を、東広島地区から附属中・高校(広島市)と附属福山中・高校(福山市)に向けて実施しました。
 講師の牟田学長が、東広島地区の情報メディア教育研究センターより、「火星に生物はいたか」という授業を約一時間にわたり行いました。生徒は附属高校一年生約80名および附属福山高校二年生約百名で、それぞれの附属学校会場では、東広島から送られてくる高品質の動画映像が正面スクリーンに大きく映し出されました。授業の後半では、生徒と講師の間で質疑も行われ、遠隔授業システムが有効に活用できることを示しました。


10/8
 医学部附属病院でロビーコンサートを開催

コンサートを楽しむ患者さんたち
 医学部附属病院は、10月8日(火)にロビーコンサートを開催しました。
 出演者は、昨年に続き、ヴィオラ奏者の沖田孝司さんとピアノ奏者の沖田千春さんご夫妻を迎え、会場の外来棟ロビーでは、車椅子で点滴を受けながらの患者さんや看護師さんたちに付き添われた患者さんなど約三百名が集い、秋の夕べのひとときを楽しみました。
 コンサートは、弓削附属病院長の挨拶に続き、沖田さんの楽しいトークを交えたヴィオラとピアノによる演奏が行われ、故郷広島から生まれた「春の海」や「イエスタディ」「川の流れのように」「TSUNAMI」など十数曲が約一時間にわたり披露されました。


10/25
 広島大学北京研究センターを開所

協定書に署名する許祥源学長(左)
と牟田学長
 広島大学は10月25日(金)、中国首都師範大学(北京市)において同大学と学術・教育交流協定を締結し、引き続き同大学内で広島大学北京研究センターの開所式を行いました。
 協定締結式には、広島大学から牟田学長、堀越総合科学部長、文学研究科長、中田学長補佐等が、首都師範大学から許祥源学長、劉利民副学長等が出席し、両大学学長が協定書に署名を行いました。
 続いて、広島大学としては初めての海外の教育研究交流拠点となる広島大学北京研究センターの開所式を行い、牟田学長から「両大学間の交流協定の締結を機に、今回開設した広島大学北京研究センターを日中両国の研究者や学生の交流の支援拠点にしていきたい」との挨拶が述べられました。
  同センターは、首都師範大学内に必要なスペースの提供を受けて設置されたもので、今後、初代センター長の佐藤利行文学研究科教授を中心に具体的な支援内容の検討を進めることとしています。



11/11
 広島大学外国人留学生懇親会を開催

ミャンマーからの留学生による新年の祝い
「水のフェスティバル」
 広島大学では11月11日(月)に、広島市南区のホテルグランヴィア広島で「平成十四年度外国人留学生懇親会」を開催しました。
 当日は、外国人留学生と部局長、指導教官、地域支援団体等八百名の出席者により盛大な懇親会となりました。
 はじめに、牟田学長から留学生に対する励ましの言葉とともに、留学生を受け入れていただいている地域や団体の方々へ、外国人留学生が11月1日で800名を超えた旨の報告と感謝の挨拶がありました。引き続き、東広島市長、留学生代表の挨拶の後、山副学長の発声による乾杯で幕を開けました。広島の地太鼓による新鮮で力強い「祝い太鼓」でアトラクションが始まり、中国人留学生学友会による新彊やチベットの民族舞踊と歌、カザフスタンの伝統曲、パラグアイの民族舞踊、学生サークルの大道芸、フィリピンのバンブーダンス、ミャンマー新年の祝い「水のフェスティバル」等それぞれの国の多彩な伝統芸能の披露となりました。
 また、昨年に引き続き特別参加いただいた日本の伝統文化である広島県千代田町の八重西神楽団による神楽「八岐大蛇」は、須佐乃男命の大蛇退治の激しい動きとリズムに会場から盛大な拍手が寄せられ、熱気溢れた雰囲気の中交流を深め、最後に前川副学長の閉会の挨拶で幕を閉じました。


11/15
 第十一回ペスタロッチー教育賞 社会福祉法人 似島学園に

牟田学長から表彰状を受け取る
小野寺理事長(右)
 人類の教育者と呼ばれたH・ペスタロッチーを記念する教育賞の第11回受賞団体に、社会福祉法人(児童養護施設)似島学園が選ばれ、11月15日(金)教育学部大講義室で表彰式並びに記念講演が行われました。
 牟田学長(実行委員長)から、原爆孤児、戦災孤児を保護収容した教育所開設以来、57年の長きにわたる活動とその功績が紹介されました。子どもたちの一人ひとりを大切にし、自発活動と自己向上を支援する学園の理念が、現代に生きるペスタロッチーの教育精神にほかならないと評価されたことが、今回の受賞の理由です。
 似島学園理事長小野寺茂氏による受賞記念講演では、家庭環境に恵まれない児童のための養護福祉活動と学園内に設置された広島市立小中学校での学校教育活動という両輪が一体的に総合され、三千人を超える子どもたちの育成に取り組むことができたと振り返られました。同時に、今日的な課題として、保護児童の半数近くを占める家庭で虐待を受けた子どもたちへのケアの問題、子どもたちの生活と教育すべてに関わるスタッフ充実の問題等、現代社会や教育の抱える困難についても指摘されました。


11/15
 体育会硬式野球部 全国大会初勝利!

全国大会初勝利をあげた硬式野球部
  広島大学硬式野球部は、広島六大学野球秋季リーグを17年ぶりに制し、明治神宮野球大会中四国地区代表決定戦にすすみ、東亜大学(中国六大学代表)、四国学院大学(四国地区大学代表)をともに完封で破って本大会出場を決めました。
 20年ぶり四回目の全国大会出場となる明治神宮野球大会では、11月15日(金)の初戦で岐阜聖徳学園大学に4―2で勝ち、今まで三度挑戦し、果たせなかった全国大会初勝利をあげました。
 二回戦では強豪早稲田大学に破れはしましたが、硬式野球部の伝統に輝かしい歴史を刻みました。


11/15〜17
 第五十三回中国五大学学生競技大会で総合優勝

島根大学戦
終了まぎわに同点ゴール

女子柔道団体戦
岡山大学戦
 中国地方の国立大学で行う中国五大学学生競技大会で広島大学は、五年連続、通算36回目の総合優勝を果たしました。
 11月15日(金)〜17日(日)に岡山大学で開催された冬季大会には、五大学から選手役員約千名が参加して行われました。広島大学からは、サッカー部をはじめ選手役員が120名参加しました。
 夏季大会で優勝した広島大学は冬季大会でも総合得点38点で優勝し、これにより、夏・冬合わせて総合得点120点で、接戦した二位の岡山大学に6点差をつけ総合優勝しました。


11/22
 事務職員永年勤続者を表彰

平成14年度 永年勤続者表彰被表彰者
 平成14年度文部科学省永年勤続者表彰に係る文部科学大臣表彰状の伝達式及び広島大学事務職員永年勤続者表彰式が11月22日(金)行われ、次の27名(大臣表彰5名、学長表彰22名)に表彰状及び記念品が授与されました。
☆文部科学省永年勤続者表彰
(大臣表彰=勤続20年、大臣発令10年以上)
経理部 中村千晴
学生部 西岡 衛・永井康夫
法学部・経済学部 和田 斉
生物生産学部附属練習船豊潮丸
    福山英二

☆広島大学事務職員永年勤続者表彰
(学長表彰=勤続20年、本学勤務10年以上)
総務部 曽川 聰・山崎 
経理部 星出隆昭・加藤祥二・西岡照夫・荒本克彦
施設部 石川一行
保健管理センター 松山まり子
法学部・経済学部 田中 巌
医学部 小野田正夫・財間靖弘・山縣邦彦
医学部附属病院
    竹下武範・吉岡美弥子・池田俊貴・和田良香・神田里惠子・吉田佳代子
歯学部附属病院 大谷吉広・山本明司工学部 錦織千枝・加藤章子


広大フォーラム34期4号 目次に戻る