http://www.bur.hiroshima-u.ac.jp/~koho/new/new-new.htm

  評議会だよりを読む


11/20〜12/20

 図書館百周年記念式典並びに記念講演会・展示会を開催 

講演する小林名誉教授
  附属図書館が明治35年8月の広島高等師範学校図書館開設から今年で百周年を迎えたのを記念して、11月20日(水)、中央図書館ライブラリーホールにおいて学内関係者・学生・一般市民等約150名の出席を得て記念式典・講演会が開催されました。
 式典では宮澤館長の式辞に続き、前川副学長から期待と激励の挨拶がありました。記念講演会では、小林芳規本学名誉教授が「これからの角筆研究―東アジアを視野に―」と題して約二時間にわたって講演されましたが、わが国角筆研究の第一人者による講演とあって多数の研究者・学生で会場は最後まで熱気に包まれていました。
 また併せて記念展示会として「角筆の世界へ」と題した角筆資料の展示会及びパネル写真百枚による「図書館百年の歩み」が開催されましたが、いずれの展示会も12月20日(金)まで一般公開され延べ約二千人の来場者がありました。


11/21
 小和田恆広島大学学術顧問の特別講義を開催

学生との懇談会
 小和田恆氏が本学学術顧問に就任して初めての特別講義が11月21日(木)に開催されました。「冷戦後の世界と日本外交」と題したこの講義は、同氏の豊富な経験と冷静な国際情勢の分析を基に、冷戦下の東西問題とその底流にあったグローバル化の動きや、今後の日本と個々の日本人が果たす役割などを中心に行われ、学生、教職員、一般市民など約四百名が参加しました。
 午後からは、学生との懇談会を開催し「21世紀の国際社会と日本について」「科学技術と国際関係について」という二つのテーマに関する学生からの質問に対して助言をいただき、引き続き開催した教員との懇談会では、国際紛争から大学の諸課題まで幅広くディスカッションが行われました。


11/23
 本学初の海外同窓会、「広島大学韓国同窓会」が発足

牟田学長(前列左から3人目)を囲んで、
会長、副会長、理事の皆さん
 第一回「広島大学韓国同窓会」(在韓国広島大学同窓会)が11月23日(土)にソウル市ロッテホテルで行われ、約七十名が出席しました。会長は金範基韓国教員大学校教授に決まり、地域担当副会長六名、総務理事等が決まりました。
 この同窓会の発足は、金範基会長、鄭章植副会長(清州大学校)並びに総務理事に決まった崔勝旭先生(徳成女子大学)と副会長の崔洵先生(光云大学)の多大のご尽力によるものです。この初会合には広島大学から牟田学長が夫妻で招かれ、出席しました。



12/1
 広島高等師範学校設立百周年記念行事を挙行 

挨拶する牟田学長
 大学院教育学研究科・教育学部の前身校の一つである広島高等師範学校が開学した1902年(明治35年) から今年で百年を迎えたことを記念して、12月1日(日)、附属図書館ライブラリーホール及び学士会館において、基調講演、シンポジウム、式典及び祝賀会が挙行されました。
 基調講演では、本学名誉教授で現比治山大学長の三好信浩氏による「広島高師が現代に語るもの」と題された講演が行われ、大学関係者及び学生等約130名が熱心に聴講しました。引き続いて行われたシンポジウムでは、「21世紀の教育と教員養成を考える―高師が教えるもの」と題して、広島高等師範学校が語りかけていることについて考察を行いました。


12/6・8
 医学部附属病院新病棟竣工記念式典及び新病棟一般市民の見学会を実施 

医学部附属病院新病棟
 医学部附属病院新病棟の竣工を記念して、12月6日(金)、医学部広仁会館で記念式典、新病棟で記念セレモニー、施設見学及び祝賀会が開催されました。
 式典では、弓削病院長が「新病棟の開院を契機に、ますます地域に根ざした医療の展開を念頭に置き、社会のニーズに応じた医療が提供できるように務めたい」と式辞を述べ、牟田学長の挨拶、来賓祝辞に続き工事概要の説明や感謝状贈呈が行われました。
 また、竣工記念式典の2日後の12月8日(日)には、新病棟の一般市民の見学会を行い、新病棟の各設備等を公開しました。当日は広島市民など764名が見学に訪れました。


お詫びと訂正
本誌34期4号26ページの「評議会だより」で新任課長として紹介のあった「中村千春」契約課長の名前は、「中村千晴」の誤りでした。訂正し、お詫びいたします。

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