http://www.bur.hiroshima-u.ac.jp/~koho/new/new-new.htm

  評議会だよりを読む


1/22・2/19

 広島大学と東広島市との産学官交流拠点「コラボスクエア」開所式及び記念シンポジウムを開催 

牟田学長、上田東広島市長ら
関係者によるテープカット
 広島大学と東広島市は、「産学官連携、生涯学習及び地域交流」事業を連携して推進するオフィス「コラボスクエア」(広島大学西条サテライトオフィス・東広島市新産業創造センター)を東広島市内の「サンスクエア東広島」に設置し、一月二十二日(水)に開所式を挙行しました。牟田学長、上田東広島市長、西出中国経済産業局長のほか関係者によりテープカットを行い、オフィスの開設を祝いました。
 二月十九日(水)には、サンスクエア東広島アザレアホールにおいて、広島大学・東広島市関係者、地域住民等二百五十名の出席を得て、開所記念のシンポジウムを開催しました。シンポ
ジウムでは、山副学長の挨拶の後、
横浜国立大学大学院工学研究科小林重敬教授から「大学との連携による地域の再構築」と題して基調講演が行われ、続いて、「地域にとっての大学、大学にとっての地域とは」というテーマで馬場大学情報サービス室長をコーディネーターとしてパネルディスカッションが行われました。今後の地域産業の活性化、大学と地域との交流の促進に大きな期待が寄せられています。


1/27・29
 国際環境協力に関するワークショップと円卓会議を開催 

 国際ワークショップ「アジアにおける社会的環境管理能力の形成と日本の国際協力」が、一月二十七日(月)・二十九日(水)の両日、広島大学学士会館およびJICA国際協力総合研修所国際会議場(東京)において、開催されました。
 国内の専門家による招待講演(名古屋大・井村教授、IGES・森島理事長)・基調講演(広島大・松岡教授)のほか、中国、タイ、インドネシア、フィリピンの協定大学・研究機関よりゲスト・スピーカー四名を招き、ワークショップ(広島会場:百二十名参加)では各国の社会的環境管理能力の現状について、円卓会議(東京会場:八十名参加)では途上国の社会的環境管理能力の段階に適応した国際協力のあり方について活発な議論が行われました。
 詳しくはホームページをご覧ください。


2/7
 国際教育協力懇談会・シンポジウム(広島)を開催 

パネルディスカッションの様子
 国際教育協力懇談会・シンポジウムが、二月七日(金)、広島全日空ホテルで開催されました。シンポジウムは、小・中・高校・大学等の学校関係者、国際交流関係団体、NGO関係者、学生など約三百三十人の参加者を得て行われました。
 広島市立大学水本助教授の特別講演「広島の新たな平和政策と紛争地域の復興の課題」、本学からは黒田教授の基調講演「学校からの国際教育協力―現職教員の経験と智恵の活用」が行われ、引き続き、「広島の学校における国際協力・交流」をテーマに、広島県立庄原実業高等学校生徒による中国での植林活動を取り上げた「大地に緑と人の輪を広げよう」の発表や東広島市立御薗宇小学校でのJICA研修員を交えた国際理解教育の現状について紹介がありました。
 パネルディスカッションは、「現職教員による教育協力への参加と学校での効果」及び「大学による国際開発協力の推進」をテーマに、それぞれ四人のパネリストにより行われました。


2/28
 2002年度後期広島大学留学生センター日本語研修コース研修成果発表会及び修了式を挙行 

片岡留学生センター長から
修了証書を受けとる修了生
 昨年十月から留学生センターで大学院レベルの日本語予備教育として研修を受けていた第三十五期広島大学外国人留学生日本語研修コース十五名の成果発表会と修了式が、二月二十八日(金)、教育学部第三・第四会議室で行われました。
 午後一時からの成果発表会では、留学生による軽妙な司会に合わせて日本語の学習や日本での生活から得た経験や母国の紹介などについて発表がありました。午後三時からの修了式では、山副学長と片岡留学生センター長からそれぞれ修了生に労いと激励の言葉が送られ、これに対し研修生代表のグオ・チエンハン(郭建航)さん(中国)が、研修で学んだ日本語を新学期からの研究に活かしたいと応じ、無事、式を終えました。


3/23
 4,244名に学位記を授与 
 三月二十三日(日)、東広島運動公園体育館で来賓の方々をお招きして平成十四年度学位記授与式が行われました。
 学部卒業生二、八三七名、専攻科修了生五名、大学院博士課程前期修了生一、一三〇名が学窓を巣立ちました。また、博士課程学位記授与式も併せて行われ、二七二名に博士学位記が授与されました。
 引き続き、学術研究活動等における成績優秀者等の学生表彰が行われました。


寄附金財団法人広島大学後援会
歯学部
  田 原 正 治(香典返し)
医学部
  田 原 和 枝(  〃 )

お詫びと訂正
本誌34期5号(2003年2月1日発行)に二箇所の誤りがありました。
1.4〜5ページ「卒業生・修了生を送る言葉 失敗は成功の母」の五段落目「一九九七年春に、超新星爆発が起こり」は「一九八七年春に、超新星爆発が起こり」の誤りでした。
2.37ページ「任期満了委員からのご挨拶」の中で、最後の挨拶文の後に広報委員の所属及び氏名「附属図書館 土肥善嗣」が抜けておりました。
 訂正し、お詫びいたします。


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