http://www.bur.hiroshima-u.ac.jp/~koho/new/new-new.htm

  評議会だよりを読む


5/21      大学院文学研究科
 文学研究科(博士課程前期)推薦入学試験を実施

面接試験前に北京と交信中の牟田学長(中央)
 文学研究科では、五月二十一日(水)、博士課程前期の推薦入学試験を実施しました。応募した受験生のうち、中国人受験生については、本来、三名の試験官が北京研究センターに赴き、日本語能力などについて面接を行うと同時に、専門分野の教官とはインターネットを使って専門分野の知識等に関する面接試験を行う予定でしたが、新型肺炎SARSの影響で北京での面接が不可能となったため、日本語能力などについてもインターネットでの対応となりました。
 当日は、試験に先立ち牟田学長が北京研究センターを置く首都師範大学外国語学院副院長の李均洋教授とネットを通じて挨拶を交わし、新型肺炎についての情報交換などを行いました。試験はトラブルも無く予定通り無事終了しました。
 昨年十月二十五日に設置された広島大学北京研究センターは、広島大学として初めての海外教育研究拠点であり、その設置の目的の一つとして優秀な留学生の確保を挙げています。今回の文学研究科の入試は、その実現のための試みでした。予期せぬSARSの影響で、北京センターでの面接は出来なくなりましたが、インターネット面接という新しい形態での入試を実施し、大きな問題もなく入試を終えることができました。


5/27       留学生センター
 広島大学「インターナショナルティータイム」を開催 

交流を楽しむ学生たち
 広島大学留学生センター、留学生課及び日本人学生と留学生の国際交流ボランティア団体である国際交友会は、五月二十七日(火)の十七時から留学生と日本人学生、教職員が気軽に立ち寄って異文化を理解し交流する場として「インターナショナルティータイム」を開催しました。
 前川、宮澤両副学長をはじめとして片岡留学生センター長等が参加し、国名、氏名等を記入したカードを首にかけ、ボディランゲージをまじえ、異文化交流を楽しみました。
 また、留学生と日本人女子学生からなる相撲部が全国国立大学相撲大会に出場し、メキシコからの留学生選手が敢闘賞を受賞した旨の披露がありました。



6/27・6/11      法学部
 広島大学法科大学院、設置申請を行う

法科大学院説明会の様子
 広島大学は、六月二十七日(金)に法科大学院の設置申請書一式を文部科学省に提出し、受理されました。法科大学院は、標準修業年限三年、授与学位は「法務博士」となる新構想の専門職大学院で(詳細は本誌三十四期三号(二〇〇二年十月一日発行)参照)、平成十六年四月開校に向けて、全国の大学が準備を進めていました。六月三十日の申請締切日までに全部で七十二校が設置申請を行いました。
 広島大学では、平成十一年以来、広島弁護士会や地元各界との連絡を密にとりながら着々と準備を積み上げてきました。申請書では、法科大学院は、名称を「大学院法務研究科」といい、学生定員一学年六十人、専任教員数十八人(うち、研究者教員九人、実務家教員九人)の規模で、広島市内の東千田キャンパスに設置するとしています。設置審の審査を経た後、十一月下旬に認可が下り次第、募集要項を配布し、来年二月七、八、九日に個別入学試験を実施することになっています。
 法科大学院志願者には各法科大学院を受験する前提として全国統一で行われる適性試験の成績の提出が要求されていますが、大学入試センターが実施する「法科大学院適性試験」は八月三十一日(日)に実施されます。
 広島大学法学部では、構想が確定した段階で、五月末に法科大学院のホームページを立ち上げ、案内パンフレットの配布を開始し、六月十一日(水)には、東広島キャンパスと東千田キャンパスで法科大学院説明会を実施しました。多くの参加者と報道関係者が集まりましたが、とりわけ、十八時から開催した広島市内での公開説明会には、二百五十名を超える参加者(半数以上は学生以外の社会人など)が集まり、数多くの質問が寄せられ、関心の高さがうかがえました。

法科大学院ホームページ
http://www.law.hiroshima-u.ac.jp/lawschool/ls-top.htm


7/7       学生課
 体育会サッカー部2年連続9回目の全国大会出場 
 広島大学体育会サッカー部は、総理大臣杯全日本大学トーナメント中国地区予選会において昨年度に引き続き優勝し、二年連続九回目の全国大会出場をはたしました。
 七月七日(月)に開催された第二十七回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントにおいて、昨年の全日本大学選手権で優勝し、今回も優勝候補である筑波大学と対戦しましたが、0―1から後半三十分過ぎに失った二点がイレブンに重くのしかかり、結局、健闘したものの0―3で敗れました。
 昨年度も、初戦で優勝した駒沢大学に0―3の同スコアで敗れており、来年の全国大会での初勝利が期待されます。


お詫びと訂正
本誌2003年6月号29ページ「第八回 ゆかたまつり」において、大学祭実行委員会の電話番号「0824-24-6285」は「0824-22-6285」の誤りでした。訂正し、お詫びいたします。

教職員レクリエーション行事予定

 平成十五年度教職員レクリエーション年間行事が次のとおり予定されておりますので、お知らせします。
(総務部人事課)
実施月 9月 3月
行事名 ボウリング大会 「不死鳥」の発行
実施日
場所
9月17日(水)
9月18日(木)
ヒロデンボウル
広島市中区平野町10-16
ただし,参加チーム数によって,
9/18は開催しない場合があります.
編成方法 部局チームで1チーム4名以上6名
以内で編成する.参加可能チームは
最大80チームまで.
第43号発行
ホームページにも掲載予定
運営方法 部局チーム対抗で出場者4名が2ゲ
ームを行い,チームの総得点で競う.
各実施日の1位〜3位を表彰します.
また,飛び賞やBB賞等も設けます.
原稿については,8月にHP
にて募集する.編集等は人事
課福祉係で検討する.
備 考 学長杯争奪

本年度の科研費、広大関係は22億1,550万円
 平成十五年度の文部科学省科学研究費補助金の交付内定状況が、このほど明らかになりました。
 予算総額は、1,765億円(対前年度比62億円(3.6%)増額)が計上されています。
 広大の交付内定状況は、801件(対前年度比48件(5.7%)減)、22億1,550万円(対前年度比2,550万円(1.1%)減額)となっています。
 本年度の本学における部局等別の申請件数、採択件数(特別研究員奨励費を含む)及び交付内定金額は表のようになっています。
(総務部研究協力課)
部  局 申請
件数
採択
件数
交付内定
金額(千円)
総合科学部 191 82 146,600
法学部 27 9 10,600
経済学部 41 13 20,500
医学部 62 27 65,100
医学部附属病院 99 26 61,900
歯学部附属病院 54 20 42,000
大学院文学研究科 59 31 50,000
大学院教育学研究科 151 89 134,400
大学院理学研究科 208 83 297,200
大学院先端物質科学研究科 77 36 288,500
大学院工学研究科 254 111 241,700
大学院生物圏科学研究科 101 45 110,600
大学院医歯薬学総合研究科 332 148 492,700
大学院国際協力研究科 36 12 22,000
原爆放射線医科学研究所 78 31 110,500
高等教育研究開発センター 9 7 16,700
情報メディア教育研究センター 24 8 13,300
自然科学研究支援開発センター 6 6 19,100
低温センター 1 0 0
留学生センター 5 2 1,700
アイソトープ総合センター 3 0 0
地域共同研究センター 1 0 0
ナノデバイス・システム研究センター 12 6 48,700
放射光科学研究センター 6 2 3,200
教育開発国際協力研究センター 8 6 15,100
保健管理センター 7 0 0
平和科学研究センター 3 1 3,400
 合 計 1,855 801 2,215,500


広大フォーラム2003年8月号 目次に戻る