もっと遠くに！もっと美しく！〜鳥人間コンテスト
　
　「鳥人間コンテスト」をご存知でしょうか？毎夏、琵琶湖で開催される人力飛行機の大会で、30メートルほどの翼を使い、大空を人の力だけで飛びます。広大チームは、岩下英嗣先生（大学院工学研究科）の指導の下、参加し始めて今年で３年目となりました。工学部だけではなく、理学部、文学部、総合科学部の学生もいるので、様々なことを話題にしながら作業を行っています。発泡スチロールのようなものを1.5mmほどにスライスしたり、金属を削り出したり…、一つ一つの作業が緊張の連続です。時には、半日かかってやった仕事が些細な間違いで全てやり直しになることもあります。それでも、飛行機が浮きあがった時にはその苦労を忘れ感動し、もっともっと遠くに美しく飛ばしてみたいと思ってしまいます。今年の機体はまだ完成しておらず、不安がないわけではありませんが、本番では皆で喜びを分かち合えるようにこれから頑張っていきたいと思います。

＊今年度の表紙では、「元気」「活力」「挑戦」などをキーワードに生き生きと活動している学生や教職員を取り上げていきます。今回は、TVでおなじみの鳥人間コンテストに２年前から挑戦しているHUESリーダー大西浩史さんの登場です。大西さんのインタビュー記事は28ページをご覧ください。