６月号 2004.6.1 (No.382) ● 広島大学の理念 ● □平和を希求する精神 □新たなる知の創造 □豊かな人間性を培う教育 □地域社会・国際社会との共存　 □絶えざる自己変革

目次

	■トップへの期待
	■法科大学院開校 　　〜良き隣人たる法律家の養成をめざして！　……田邊　誠 ■法人化後、初めての広島大学経営協議会および学外委員の紹介　……福岡正人 ■広島大学社会連携推進機構 　　〜地域連携・産学連携・知財活用を総合的に推進〜　　……地域連携センター ■平成15年度学生表彰　　……学生総合支援センター ■広島大学総合科学部創立30周年記念シンポジウム及び公開講座のお知らせ　　……佐竹　昭 ■ゆかたまつりのおしらせ
	■開かれた学問(100) 　咀嚼が痴呆を予防する−なぜ歯があるのか？　……丹根一夫 ■発明・特許紹介 　S-アデノシルメチオニンを高生産する酵母株の構築とその利用　……水沼正樹 ■留学生の眼(99) 　文化が違いますが…日本と一体化した私　……ツウェントーフ、オリガ ■自著を語る ■同窓会からのお知らせ 　総科30年　同窓会もステップー時代は次代へ　継承と発展　……田中伸武

西条駅から車で約30分、志和町の志和東地区に、周囲を森に囲まれ、幻想的な雰囲気を醸し出している中原神社があります。今回は、その神社を見守るように立っているケヤキを紹介します。このケヤキは胸高幹囲3.7m、根回り周囲5.5m、高さ27m、主幹は地上５〜７mでいくつかの支枝に分かれ、ほうきを逆さにしたような樹形を形成しています。ケヤキは山地の谷部や平地に自生するニレ科の落葉高木で、本州・四国・九州をはじめ朝鮮半島・台湾・中国にも分布しています。古くから社寺の境内や参道に植えられ、御神木として崇められているものも多くあります。また弾力性のある美しい木目を持つため、重要な建築・家具材としても使われてきました。しかし、最近はめっきり減少し、大木が見られることは極めてまれだそうです。県内でも胸高幹囲3.5mを超えるものは、山野に自生するものを除いて数十本しか知られていません。この中原神社のケヤキは、東広島市内では一番大きく、市の天然記念物に指定されています。 　これから、新緑が鮮やかな季節。ケヤキの葉の美しい緑は豊かな生命力を感じさせます。みなさんも、のどかな田園風景のドライブを楽しみながら、中原神社のケヤキを訪ねてみてはいかがでしょう。 （ 総合科学部３年　夫津木　芳美）

中原神社（ケヤキ） （写真・法学部３年　道岡知美）

寄付金
平成15年度「広島大学外国人留学生を援助する会」決算報告
モニター意見
広大生協ベストセラーブックス・トップテン
かお〜表紙のひと〜
小耳を拝借　学生リポーター通信・第10回
　第２テニスコートの行方 　…丸一真実
編集基本方針・投稿規定
編集後記

世界の大学シリーズ(76) 　ハーバード大学　……河合　秀彦 フォーラムギャラリー 　第42回卒業・修了制作展／論文発表会 フォトエッセー(75) 　植物のかたちと細胞壁　……中川　直樹