評議会だよりを読む

3/7      附属福山中学校
 附属福山中学校の生徒がNHK「新・英語スキット大会」で優秀賞を受賞

仲間の応援を受け出演した藤井さんと松川さん
 三月七日(日)に東京のNHK放送センターで行われた「二〇〇三年度新・英語スキット大会」の優勝大会で、附属福山中学校の生徒二名が優秀賞を受賞しました。
 この大会は、英語講座番組の視聴者から募集した一分三十秒以内の創作スキットを、実際にスタジオで演じるイベントです。同校では中学校の選択の授業でスキットを作成し、大会には二年生の藤井陽子さんと松川祥子さんが、代表として出演しました。
 二人は、時計の長針と短針を恋人同士に見立て、一緒にいたいのにすぐ別れなければならない辛さと、最後に時計が壊れてしまうことによってずっと一緒にいられることになった喜びを、表情豊かにジェスチャーを交えながら演じ、審査員や会場の観客に大好評でした。

4/1      総務部
 国立大学法人広島大学発足

看板除幕式
 新年度が始まった四月一日(木)、新生「国立大学法人広島大学」が発足し、新たな一歩を踏み出しました。
 東広島キャンパスの本部棟で行われた国立大学法人広島大学の発足式には、理事、部局長などおよそ百五十人の教職員が集まり、牟田学長は、発足の挨拶で、本学の到達目標である「世界トップレベルの特色ある総合研究大学」の達成に向けて、改めて決意を述べました。
 引き続き、本部棟玄関で、「国立大学法人本部 広島大学」の看板除幕式が、学長、副学長及び監事により行われました。

4/3      総務部
 平成十六年度入学式を挙行
  四月三日(土)、東広島運動公園体育館で国立大学法人となって初めての入学式が行われ、学部、大学院、専攻科の新入生合計三、八一〇名が大学生活のスタートを切りました。
 牟田学長から、「新入生諸君も本学の考え方をよく理解し、それぞれの分野で勉学に励むことによって『発展を続ける偉大な大学』を実現するために貢献して頂きたい」との訓示があり、式典後には、高橋副学長から学生生活についての講話がありました。

4/21      留学生センター
 留学生との学長ミーティングを開催

ミーティングの参加者
 留学生センター主催の「留学生との学長ミーティング」が、四月二十一日(水)に学士会館レストランで開催されました。
 ケニア、スーダン、エジプト、フィリピン、インドネシア、韓国、中国、スリランカからの留学生計十五名、大学側からは、学長をはじめ国際部長、留学生センター長、留学生センター教員、留学交流グループスタッフらが参加しました。
 ティータイム形式で行われたミーティングでは、留学生たちが自由に発言できる和やかな雰囲気の中、牟田学長から広大を選んだ動機について質問があり、どの学生も広島大学を選んだ理由をしっかりと語っていました。また、留学生からは、宿舎等の生活面、学生チューター、研究室、家族向けのニーズなど、広範囲にわたって留学生が感じている問題点の指摘があり、特に、大学生活を送っていくうえで必要な情報のうち日本語でしか提供されていない部分がいまだに多く、英語版ホームページをより一層充実させて欲しいとの意見が多くありました。
 このミーティングの詳細については
http://www.iie.hiroshima-u.ac.jp/index.html をご覧ください。

4/22      図書館部
 中国四国地区大学図書館協議会が開催される

第32回総会での協議の模様
 国公私立大学六十二校が加盟する中国四国地区大学図書館協議会の第五十二回総会が、四月二十二日(木)に松山市において開催され、百四名の参加者により大学図書館の当面する諸問題について活発な討議が行われました。本学図書館は、協議会発足以来幹事館及び事務局を担当しています。
 翌二十三日には、国立大学図書館協会中国四国地区協会の第三十一回総会が開催されました。国立大学法人発足にあたり、協会組織のスリム化、効率的運営のあり方、図書館間文献複写等相互協力の料金相殺制度及び電子ジャーナルとSPARC等国際学術情報流通の問題について意見交換を行いました。中国四国地区国立大学図書館間で共通認識の形成及び意見の集約を行い、七月に開催される国立大学図書館協会総会で協議します。本学図書館は、引き続き国立大学図書館協会理事館として協会組織の体制強化と関連して、協会の事業あるいは地区協会の事業に一層の貢献を行うこととなります。

寄附金財団法人広島大学後援会
福本  正(一般)

平成15年度「広島大学外国人留学生を援助する会」決算報告
 「広島大学外国人留学生を援助する会」では、学内外約340名の方々からご援助をいただき、私費外国人留学生への奨学金の支給、貸付金の援助事業を行っております。今後とも増加するであろう私費留学生の援助事業についてご理解とご支援をよろしくお願いいたします。(国際部留学交流グループ)
(1)収入の部
区 分 金額(円) 備 考
前年度より繰越 5,071,938  
会 費 等 4,680,314
学外 812,000円
学内 3,788,121円

学外 30,000円
学内 50,193円
留学生課長扱分 4,930,765 ※「4号 国際交流奨励金」から
 「1号 留学生援助金」へ繰り入れ
奨学金返済 30,000 4月奨学金(他の奨学金採用のため返金)
貸付返済金 3,180,000  
預金利息 45  
17,893,062  
(2)支出の部
区 分 金額(円) 備 考
奨学金 3,450,000 月額30,000円x延115人
(H15.4〜H16.3)
600,000 円月額50,000x延12人
(H15.4〜H16.3)
貸付金 1,700,000  
5,750,000  
(3)差引残額
収入額(円) 支出額(円) 次年度繰越金(円)
17,893,062 5,750,000 12,143,062
(4)備 考(平成16年5月1日現在)
  会員数(名) 口数(口)
学外者 3 116
学内者 337 556


広大フォーラム2004年6月号 目次に戻る