総合科学部




四年間を振り返って

総合科学部四年   野口 ほのか

 四年前、入学当初は、何をするにも自分から動き出さないと始まらない大学生活に戸惑っていました。そんな中、学生時代にしかできないことを何か一つ、とことんやってみようと思い、バドミントン部に入部しました。たくさん悩み、泣き、笑い、お酒を飲み、部活でしか得られない経験ができました。
 しかし、部活だけに目を向けていては見えないことも多くありました。バイト、ボランティア活動、就職活動では、社会とのつながり方を学んだと思っています。
 後輩のみなさんは、それぞれの興味や目標があると思いますが、時には新しい世界に飛び込んでみてはどうでしょうか。予測できない刺激や発見が待っていますよ。



大学生活を振り返って

総合科学部四年   中塚 貴則


山村調査にて(筆者左端)
 私の大学生活は、本当に楽しい四年間でした。最後の一年は特に忙しく、それだけ楽しくもありました。春は就職活動。友人を増やしながら東京、大阪を動きまわり、夏からは卒論。県内の様々な地域を車で走りまわりました。特に研究対象とした神石町という町では、多くの人のお世話になり、本当にいい経験となりました。長くもあり短くもある大学生活を、生かすも殺すも自分次第ですが、どんな過ごし方をしても自分に返ってくるものだと思います。私が出来る助言は単純な事を一つだけです。友達づくり、卒論、就職活動、何においても、とにかく動いた者勝ち。考え悩むより、まずは動くこと。皆さんが悔いのない大学生活を送れることを願っています。



卒業生・修了生に贈る言葉

総合科学部三年   御堂丸 剛


クリスマス、ホストファミリーと一緒に(筆者右端)
 If you wanna be somebody, if you wanna go somewhere, you'd better wake up pay attention.  これは、高校三年生の時に書いた作文「卒業する自分に送る言葉」で、当時好きだった映画h天使にラブソングを2fから引用した言葉です。
 夢をかなえるためには、まず目覚めることだ。高校という守られた場所から、別の土地で一人暮らしをして大学に通うことは、当時の僕には現実の世界へ飛び出すことでした。実際には、厳しい現実というにはあまりにも楽しい大学生活です。自分の好きな勉強をして、サークルにアルバイトに、さらには時間があるので留学にと、まだまだ夢の中の住人のようです。
 さて、卒業生・修了生の皆さんが出て行かれるのは、社会という、まぎれもない厳しい現実なのでしょう。しかし、それは、夢をかなえるための第一歩であるに違いありません。私たちの先駆者として、社会で活躍されることを期待しています。主の栄光がいつも皆さんとともにありますように。



「平和」な世紀を目指して

総合科学部三年   寺垣 はるか

 「二十一世紀を担うのはあなたたちです。」先輩方は、この言葉をしばしば送られたことでしょう。私達も、度々この重い言葉を送られてきました。先輩方、私達が担うべき二十一世紀、どのような時代になるのでしょうか。
 二十世紀は、「戦争」の世紀でした。二〇〇一年もまた、「戦」の年でした。このような時代の中で、先輩方・私達の役目は真に平和な社会を築くことでしょう。この壮大なテーマに対して、私達ができることは僅かかもしれませんが、一人一人が各々の場所で力を尽くすことが、第一歩になるのだと思います。始めの一歩を踏み出そうとされているみなさん、信念をもって頑張ってください。私達も後に続きます。待っていてください。



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