工学部・大学院工学研究科



●卒業生から在校生へ-----------------


 仲間

大学院工学研究科環境工学専攻 露無 顕


サークルにて(筆者後列右から2人目)
 この大学生活の六年間で研究室、サークルなどを通して様々な先輩、後輩、そして同級生に出逢い、そしてその人達が私を成長させてくれました。研究室では、就職や研究という目標に向かい切磋琢磨し、励ましあってがんばった日々が、また、サークルでは共に汗を流し、羽目をはずして遊んだ日々が私にとって忘れられない思い出になりました。そのような研究、サークル活動で得られた思い出や人間関係は、これからの私の人生においてかけがえの無い大切なものとなることでしょう。講義や研究で得られた知識はもちろん大切ですが、大学生活で様々な経験を共有することにより得られた人間関係はそれ以上に特別なものです。在学生の皆様も、大学生活を通して得た仲間達と共に様々な経験をして、有意義な人間関係を構築してください。



 なんでもやってみよう

工学部第一類(機械系) 松成 健司


研究室にて(筆者左端)
 大学を卒業することが普通の大人になることに思えて逃げました。馬鹿みたいにバイトして、何をすべきか考えました。様々な人と出会い、楽しい事、危険な事、何でもやりました。そんな日々が三年も続いたでしょうか・・普通の人でしかない自分を受け入れられるようになりました。無力さに気付き、勉強しなきゃならないと痛感し何度も辞めようとした大学に戻りました。今思えば本当に無駄な時間を過ごしました。ちゃんと勉強すべきでした。しかし、一つだけ確かな事があります。その時間があったから今の自分があるという事です。自分の目で世の中を見られるようになりました。そして自分を取り巻く人、環境を好きになりました。大学時代、素敵な人に、色んな人に、出会って欲しいです。そして自分自身を成長させて欲しいです。そのために活動的でいよう。新しい世界に興味を持ったなら、躊躇せず飛び込んでいこう。そこが自分を生かせる場所かもしれないから。


●在校生から卒業生へ-----------------


 大学で得たもの

大学院工学研究科物質化学システム専攻 小塩 正夫


研究室の先輩、後輩と(筆者中央)

 今春、広島大学を卒業される皆さん御卒業おめでとうございます。大学での思い出を胸に新しい生活に希望を膨らませていることでしょう。皆さんにとって大学生活はどのようなものだったでしょうか。私が大学生活で得たものは「人との出会い」でした。大学四年間で多くの人々と出会い、その人と話すことで物事に対する様々な見方を知りました。そして、それらは少なからず私に影響を与え、自分を成長させてくれました。皆さんが大学で得たものは様々でしょうが、今後の自分を支えてくれるものになると思います。  この卒業という機会に大学生活を振り返り、新たな一歩を踏み出してください。それでは、大学で得たものを大切に頑張ってください。



 卒業される先輩方へ

工学部第二類(電気系) 平嶋 潤子


みんなで
(左から三吉、西本、平嶋、武田、渡辺)

 卒業おめでとうございます。  三年前入学してきてすぐの私たちは大学での新しい出会いに期待を膨らませる一方で親元を離れ一人暮らしが始まることに不安を感じていました。私はその年の春にあったオリエンテーションキャンプでの先輩方との出会いを一番よく覚えています。キャンプへ行く前から多くの交流の場を作ってもらったことでたくさんの友達ができ、その先の学生生活に希望が膨らみました。そんな先輩方に改めてお礼を言いたかった私にこの場を紹介してくれたのもその時お世話になった先輩で、人のつながりをとても大事に思います。その他、サークルやアルバイト先などいろんなところで、学部や学科を越えて先輩方と出会い、いろんなことを教わりました。  これから社会にでられる先輩方、大学の間に学んだことを生かし、新しい事に挑戦してそれぞれの専門分野で頑張って下さい。


広大フォーラム33期5号  目次に戻る  特集1に戻る